2009年09月14日
セリーナへの罰金10,500ドル(約100万円)は適切か?
実は昨日の夜、キムがセリーナを破った瞬間を、というか、試合全部を見逃しておりました。疲れが溜まっていて、うとうとしているうちに、大きな歓声というか嬌声と言うか、罵声というか、で起こされて、何がなんだかわからないうちに放送が終了したというか、また、寝入ってしまったのでした。。。と、ほ、ほ、でした。
今晩の女子シングルス決勝のすばらしい試合の放送の中でも、昨晩の事件が何度も繰り返し取り上げられて、今日行われたセリーナの記者会見の模様、セリーナから出されたステートメントを読む限り、全く、反省していない様子に驚くとともに、聞き取りにくかったのですが、セリーナが大事な場面でフットフォールトをコールした線審にラケットを突き出しながら、詰め寄って、大声で言った言葉がおぼろげながらわかりました。
「このボールをお前ののどに突っ込んでやる!」の部分しか聞き取れなかったのですが、多分、「ガタガタ言うんじゃないわよ、この私がフットフォールトなんてするわけないでしょう!うるさいこと言うと。。。」の文脈で、先の発言になったのでしょう。
線審の判断に文句があるという理由で、ラケットを突き出して、線審に詰め寄って、「このボールをお前ののどに突っ込んでやる!(うるさいこと言うな!)」という発言、態度が、コート上で行われて、ポイントペナルティと100万円の罰金で十分といえるのでしょうか?
セリーナが居なくなると興行的に困るUSTAが、そのような弱腰で、記者会見で、「ボランティアの分際で何を言うの!」的な(正確な発言の訳ではありません)発言をして、あのように興奮して文句を言ったのは、「私が真剣な証拠」と居直って、審判にも相手選手(キム)にも、USTAにも、ファンにも、謝罪の言葉がなかったセリーナを、このまま、100万円の程度の罰金で、コート上に立たせるのは、強ければどんなことをしてもいい、女王様には、誰にも逆らえない、という空気を改めて認めてしまうことであり、絶対に許されないと思うのは僕だけでしょうか?
半年くらいの出場停止が、テニスのスポーツとしての気品を保つために、テニスはプロレスなどではないことを示すために必要ではないかと思うのは、僕だけでしょうか?
今晩の女子シングルス決勝のすばらしい試合の放送の中でも、昨晩の事件が何度も繰り返し取り上げられて、今日行われたセリーナの記者会見の模様、セリーナから出されたステートメントを読む限り、全く、反省していない様子に驚くとともに、聞き取りにくかったのですが、セリーナが大事な場面でフットフォールトをコールした線審にラケットを突き出しながら、詰め寄って、大声で言った言葉がおぼろげながらわかりました。
「このボールをお前ののどに突っ込んでやる!」の部分しか聞き取れなかったのですが、多分、「ガタガタ言うんじゃないわよ、この私がフットフォールトなんてするわけないでしょう!うるさいこと言うと。。。」の文脈で、先の発言になったのでしょう。
線審の判断に文句があるという理由で、ラケットを突き出して、線審に詰め寄って、「このボールをお前ののどに突っ込んでやる!(うるさいこと言うな!)」という発言、態度が、コート上で行われて、ポイントペナルティと100万円の罰金で十分といえるのでしょうか?
セリーナが居なくなると興行的に困るUSTAが、そのような弱腰で、記者会見で、「ボランティアの分際で何を言うの!」的な(正確な発言の訳ではありません)発言をして、あのように興奮して文句を言ったのは、「私が真剣な証拠」と居直って、審判にも相手選手(キム)にも、USTAにも、ファンにも、謝罪の言葉がなかったセリーナを、このまま、100万円の程度の罰金で、コート上に立たせるのは、強ければどんなことをしてもいい、女王様には、誰にも逆らえない、という空気を改めて認めてしまうことであり、絶対に許されないと思うのは僕だけでしょうか?
半年くらいの出場停止が、テニスのスポーツとしての気品を保つために、テニスはプロレスなどではないことを示すために必要ではないかと思うのは、僕だけでしょうか?
2009年09月14日
キム!やりましたね!5個3個!
長年テニスをやっておりますし、NYにこそ住んでいませんが、東海岸に移ってきてから、ロースクールに通っていた時代を除いて、毎年、全米オープン・テニスを観戦しています。今年が、10周年でした。
自分の家族(息子)が、全米オープンジュニアに出る!なんていうことが、夢物語ではないと実感できる事態になってきたので(同じコーチに習っている選手で、元ダブルスのパートナーが今年出場を果たした)、ジュニア選手に注目しての観戦をしてきました。が、しかし、昨日今日のキム・クライスター選手の戦いぶり、19歳の決勝戦での対戦相手、キャロライン・ウォーズニアキ(日本での表記はなんていうのでしょうか?)選手の不屈の精神、マリア・シャラポア選手も復調の兆しを見せましたし、将来を期待されるジュニアを見るのも楽しいのですが、世界の最高の舞台のひとつである、全米オープンのタイトルが見えてくるベスト8以降のぶつかり合いは本当に見ごたえがありました。
キム・クライスター(クライシュテルというのでしょうか)選手の主催者推薦からの優勝は、主催者推薦制度が始まって以来の快挙だそうですし、復帰からたったの3試合で、グランドスラム大会のひとつを優勝するなどということも考えられないような快挙です。1980年のイボンヌ・グーラゴング・コーリー選手以来のママさん選手の優勝というのも快挙ですね。
先週末、NYで全米オープンを観戦したわけですが、その前後も、この2週間は、全米オープン週間ですから、ついているテレビはいつも全米オープンという日々です。本来ならば、今日日曜日が男子のシングルス決勝。女子のダブルス決勝の日なのですが、木曜日の午後、金曜日一日が雨で流れたために、この二つのイベントは、明日月曜日に順延を余儀なくされました。
もう一日、余計にテニスが楽しめるわけです。そして、決勝に登場するロジャー・フェデラー選手は、前人未到の全米オープン6連勝が懸かっています。対戦相手のデルポトロ選手は、昨年、錦織圭君との対戦を見ていますし、ここ3年ほど連続して、ワシントンDCで開かれているATPの大会に出てきていますので、テニスをよく知っています。ナダルを各セット2つのサービス・ブレイクで破るという、完勝し撃破しての決勝進出で、自信を深めているでしょう。夕方 4時からの試合が楽しみです。
自分の家族(息子)が、全米オープンジュニアに出る!なんていうことが、夢物語ではないと実感できる事態になってきたので(同じコーチに習っている選手で、元ダブルスのパートナーが今年出場を果たした)、ジュニア選手に注目しての観戦をしてきました。が、しかし、昨日今日のキム・クライスター選手の戦いぶり、19歳の決勝戦での対戦相手、キャロライン・ウォーズニアキ(日本での表記はなんていうのでしょうか?)選手の不屈の精神、マリア・シャラポア選手も復調の兆しを見せましたし、将来を期待されるジュニアを見るのも楽しいのですが、世界の最高の舞台のひとつである、全米オープンのタイトルが見えてくるベスト8以降のぶつかり合いは本当に見ごたえがありました。
キム・クライスター(クライシュテルというのでしょうか)選手の主催者推薦からの優勝は、主催者推薦制度が始まって以来の快挙だそうですし、復帰からたったの3試合で、グランドスラム大会のひとつを優勝するなどということも考えられないような快挙です。1980年のイボンヌ・グーラゴング・コーリー選手以来のママさん選手の優勝というのも快挙ですね。
先週末、NYで全米オープンを観戦したわけですが、その前後も、この2週間は、全米オープン週間ですから、ついているテレビはいつも全米オープンという日々です。本来ならば、今日日曜日が男子のシングルス決勝。女子のダブルス決勝の日なのですが、木曜日の午後、金曜日一日が雨で流れたために、この二つのイベントは、明日月曜日に順延を余儀なくされました。
もう一日、余計にテニスが楽しめるわけです。そして、決勝に登場するロジャー・フェデラー選手は、前人未到の全米オープン6連勝が懸かっています。対戦相手のデルポトロ選手は、昨年、錦織圭君との対戦を見ていますし、ここ3年ほど連続して、ワシントンDCで開かれているATPの大会に出てきていますので、テニスをよく知っています。ナダルを各セット2つのサービス・ブレイクで破るという、完勝し撃破しての決勝進出で、自信を深めているでしょう。夕方 4時からの試合が楽しみです。