2008年11月08日
素晴らしい第一セットと第三セット St.Louis National L3
16歳になるとPowerがすごい選手が多い中、今大会の初戦は、テニプリよりも格上の全米120位の選手ですが、本当に拾い捲るタイプの選手です。ユタ州から来た黒人選手のKC君です。とにかく、スピードがあります。どんなボールも拾ってくるその力は恐るべきものがあります。夏のKalamazooでも彼に当たると思っていたところ、彼はそのとき200位くらいで、補欠に近い位置でエントリーできたのですが、何と、全米60位の選手を、3個4個で、文字通り拾い捲って勝ちました。コンソレーションがその試合の敗者とであったテニプリは、コンソレーションでも全米60位とやらなければならないことになってしまったのです。
さあ、その幻のコンソレーション一回戦の組み合わせとなった本大会。相変わらずK君はひたすら拾い、Chanceで前にするっと出てきます。そのスピードは本当にすばやくて、テニプリも更にきわどいところを狙ってミスが出てしまう展開になりました。
しかしながら、第一セット、サービス好調のテニプリのサーブに苦戦したK君、また、自身のサーブを2度テニプリにブレークされ、6-2でテニプリのものになります。
第二セットは、再び4ゲーム目をBreakしたテニプリ、3-1からの5ゲーム目を順調にKeepして、試合の流れを決定的にしたいところだったのですが。。。
何と、何と、何と~と、もって歌いたくなってしまいますが、4つ連続のUFEs(Unforced Errors)で、無料(ただ)でGameを贈呈してしまい。。。。ゲームの流れを変えてしまいました。「あっ、これでこのセット危ないぞ!」と思ったのですが、不安が的中、相手に勢いが戻ってきます。
2セット目に入って、Ballも飛ばなくなってきますので、Big Serveからひたすら攻撃するテニプリよりも、拾い捲っているK君の方が有利になってきました。お互い苦しいサービスKeepの末に、5-5からの第11ゲーム、テニプリは痛恨のDF二つで、このゲームを落としてしまいます。この頃のK君は、サービスリターンの時に、ベースラインから3メートルも下がっているという徹底的な拾い作戦で、サーブも、ストロークも、すべてひっぱたいているテニプリのBallのペースが彼のリズムにぴったり合っていて、ミスなんてしようがないのです。Pointはテニプリのエース(Winners)かテニプリのミス(UFEs)で決まります。K君はなんだか、うろうろしていて、来たボールをひたすら返しているだけ。。。時々、Chance Ballsを叩いて、エースが出ると、気持ちはぐっと高ぶります。結局、このセットを5-7で落としたテニプリ。早速、Coach Vinhに電話で報告。電話が終わって、Vinhが何を言っていたかを反芻させると同時に、「何が悪かったの?!」と聞いてみると、「ミスが多く出た。。。」とテニプリ。「1セット目と2セット目の違いは何?」相手が拾い出した来たことをしっかり認識していることと、ミスがこのセットを失わせたことを本人が認識していることを確認したうえで、いくつかのことをRemind(思い出させ)しました。
1.UFEsの数が劇的に増えたこと。Aceの数にそう変わりがなく、ミスの比率が上がっただけである事。「落着いて、落着いて、もう2-3球余計に相手に打たせて、決定的なChanceを待とう。今テニプリが「Chance!」と思って打っているBallは、遠めで見ているとそれほど決定的なChanceじゃないよ。
2.相手に武器はそれほどないこと。先にやれなければ、やられるタイプの選手ではない!だから、じっくり攻めれば、いいじゃないか!
3.すっごく単調になっていること。サーブのスピードに変化はないし、サービスエース、相手のリターンミスを誘うようなNice Serveに酔いすぎて、それを狙いすぎている。いつも、速いサーブを打っていると相手はそれになれてしまっている。「第2セットで、相手は何本リターンミスをした?」最初のゲームであれだけ利いていたテニプリのサーブは、第2セットではそれほどの成果を生んでいませんでした。だったら、そんなにサーブを強く打たなくても一緒じゃないの?逆に思いっきりスピードを落としてごらん。結構、タイミングが狂って、ミスが増えるかもよ!
4.第3セットは、New BallでPlayできるから、最初に打ったようなForehandの強打が、ぐんと生きて来るよ。サーブも、緩急をつけると早いサーブが利いてくるよ。
という、4つのアドバイスを手短にして、送り出しました。
6-2、5-7と偶数ゲーム数でここまで来ていますので、また、テニプリのサーブから始まります。同じように3メートル後ろに立っているK君のフォアに、ゆっくりとしたスライスサービスを繰り出すテニプリ。案の定、K君は引っ掛けた様な打ち方になって、Ballはサイドアウト。結局、このゲームだけで3つのリターンミスを誘ったテニプリ、大事な最初のゲームをKeepしました。
2-1からの相手のサービスゲームをBreakして、3度、同じ展開になりました。3-1Lead。最初のセットは、これをしっかりKeepして、4-1として、Setを取り、第2セットは、ここで、自滅してこのセットを失う流れを作りました。
相変わらず、緩急をつけたサーブを繰り出しているテニプリ。危なげなく、このゲームをKeepして、勝利に向かって良い流れを作り出しました。
最初のセットは5-2からの相手のサーブをBreakして自分のサーブからセットを始められたのですが、ここでは、5-2からの相手のサーブをBreakすることは出来ませんでした。しかしながら、この試合で一番長いゲーム。Deuceを5回くらい繰り返した死闘は見ごたえがありました。15-40と二つのMatch PointsをしのいだK君の精神力はさすがです。5-3。ここからのテニプリのサービスゲームは、Break Pointsを跳ね返してのサービスキープとなりました。6-3とこのセットをものにしたテニプリが勝利して、Round of 16へ進出となりました。
6-2、6-3で終わらせれば立派なゲームなのですが。。。。なんでなのでしょうか?ハラハラさせるな、テニプリ小僧!
さあ、その幻のコンソレーション一回戦の組み合わせとなった本大会。相変わらずK君はひたすら拾い、Chanceで前にするっと出てきます。そのスピードは本当にすばやくて、テニプリも更にきわどいところを狙ってミスが出てしまう展開になりました。
しかしながら、第一セット、サービス好調のテニプリのサーブに苦戦したK君、また、自身のサーブを2度テニプリにブレークされ、6-2でテニプリのものになります。
第二セットは、再び4ゲーム目をBreakしたテニプリ、3-1からの5ゲーム目を順調にKeepして、試合の流れを決定的にしたいところだったのですが。。。
何と、何と、何と~と、もって歌いたくなってしまいますが、4つ連続のUFEs(Unforced Errors)で、無料(ただ)でGameを贈呈してしまい。。。。ゲームの流れを変えてしまいました。「あっ、これでこのセット危ないぞ!」と思ったのですが、不安が的中、相手に勢いが戻ってきます。
2セット目に入って、Ballも飛ばなくなってきますので、Big Serveからひたすら攻撃するテニプリよりも、拾い捲っているK君の方が有利になってきました。お互い苦しいサービスKeepの末に、5-5からの第11ゲーム、テニプリは痛恨のDF二つで、このゲームを落としてしまいます。この頃のK君は、サービスリターンの時に、ベースラインから3メートルも下がっているという徹底的な拾い作戦で、サーブも、ストロークも、すべてひっぱたいているテニプリのBallのペースが彼のリズムにぴったり合っていて、ミスなんてしようがないのです。Pointはテニプリのエース(Winners)かテニプリのミス(UFEs)で決まります。K君はなんだか、うろうろしていて、来たボールをひたすら返しているだけ。。。時々、Chance Ballsを叩いて、エースが出ると、気持ちはぐっと高ぶります。結局、このセットを5-7で落としたテニプリ。早速、Coach Vinhに電話で報告。電話が終わって、Vinhが何を言っていたかを反芻させると同時に、「何が悪かったの?!」と聞いてみると、「ミスが多く出た。。。」とテニプリ。「1セット目と2セット目の違いは何?」相手が拾い出した来たことをしっかり認識していることと、ミスがこのセットを失わせたことを本人が認識していることを確認したうえで、いくつかのことをRemind(思い出させ)しました。
1.UFEsの数が劇的に増えたこと。Aceの数にそう変わりがなく、ミスの比率が上がっただけである事。「落着いて、落着いて、もう2-3球余計に相手に打たせて、決定的なChanceを待とう。今テニプリが「Chance!」と思って打っているBallは、遠めで見ているとそれほど決定的なChanceじゃないよ。
2.相手に武器はそれほどないこと。先にやれなければ、やられるタイプの選手ではない!だから、じっくり攻めれば、いいじゃないか!
3.すっごく単調になっていること。サーブのスピードに変化はないし、サービスエース、相手のリターンミスを誘うようなNice Serveに酔いすぎて、それを狙いすぎている。いつも、速いサーブを打っていると相手はそれになれてしまっている。「第2セットで、相手は何本リターンミスをした?」最初のゲームであれだけ利いていたテニプリのサーブは、第2セットではそれほどの成果を生んでいませんでした。だったら、そんなにサーブを強く打たなくても一緒じゃないの?逆に思いっきりスピードを落としてごらん。結構、タイミングが狂って、ミスが増えるかもよ!
4.第3セットは、New BallでPlayできるから、最初に打ったようなForehandの強打が、ぐんと生きて来るよ。サーブも、緩急をつけると早いサーブが利いてくるよ。
という、4つのアドバイスを手短にして、送り出しました。
6-2、5-7と偶数ゲーム数でここまで来ていますので、また、テニプリのサーブから始まります。同じように3メートル後ろに立っているK君のフォアに、ゆっくりとしたスライスサービスを繰り出すテニプリ。案の定、K君は引っ掛けた様な打ち方になって、Ballはサイドアウト。結局、このゲームだけで3つのリターンミスを誘ったテニプリ、大事な最初のゲームをKeepしました。
2-1からの相手のサービスゲームをBreakして、3度、同じ展開になりました。3-1Lead。最初のセットは、これをしっかりKeepして、4-1として、Setを取り、第2セットは、ここで、自滅してこのセットを失う流れを作りました。
相変わらず、緩急をつけたサーブを繰り出しているテニプリ。危なげなく、このゲームをKeepして、勝利に向かって良い流れを作り出しました。
最初のセットは5-2からの相手のサーブをBreakして自分のサーブからセットを始められたのですが、ここでは、5-2からの相手のサーブをBreakすることは出来ませんでした。しかしながら、この試合で一番長いゲーム。Deuceを5回くらい繰り返した死闘は見ごたえがありました。15-40と二つのMatch PointsをしのいだK君の精神力はさすがです。5-3。ここからのテニプリのサービスゲームは、Break Pointsを跳ね返してのサービスキープとなりました。6-3とこのセットをものにしたテニプリが勝利して、Round of 16へ進出となりました。
6-2、6-3で終わらせれば立派なゲームなのですが。。。。なんでなのでしょうか?ハラハラさせるな、テニプリ小僧!
2008年11月08日
6時起き、一時間、びっしり練習。セントルイス・ナショナルL3 初日
時差の関係で、6時におきてもDC時間の7時ですから、寝起きは爽快です。テニプリ小僧は、6時間半、私も、4時間半は寝ましたので、元気一杯。今日の試合はメイン会場ではなく、第2会場で行われますので、そちらのコートで練習です。ちゃんとコート・フィーを5ドル、予定していたHitting PartnerのWL君(中国系アメリカ人。お父さんが私のアリゾナ大学のライバル校出身です。)が、「僕の試合は、12時過ぎだからそんなに早く起きたくない。。。」ということで、来られなくなったので、テニプリ父の出番です。しっかり、汗をかいて、ご老体の私には、もう一日の運動量十分です。ハイ!
Kings Pointというテニス、Fitnessアンド、子供のDaycare Centerというヘンテコリンナ施設には、6面のテニスコートがありました。Hardですが、コートはそんなに早くありません。Bubbleではない、常設のIndoorなので、天井高も十分あります。ライティングもしっかりしていて、観客席もCourt # 2-4あたりは、非常に見やすいSettingになっています。両端のコートは、斜めに見ることになってしまいます。正面に見れるとところに入れますように!!!
さあ、朝ごはんもしっかり食べました。私は仕事。テニプリは、しばらく勉強の時間です。
Kings Pointというテニス、Fitnessアンド、子供のDaycare Centerというヘンテコリンナ施設には、6面のテニスコートがありました。Hardですが、コートはそんなに早くありません。Bubbleではない、常設のIndoorなので、天井高も十分あります。ライティングもしっかりしていて、観客席もCourt # 2-4あたりは、非常に見やすいSettingになっています。両端のコートは、斜めに見ることになってしまいます。正面に見れるとところに入れますように!!!
さあ、朝ごはんもしっかり食べました。私は仕事。テニプリは、しばらく勉強の時間です。