2007年04月01日
14 & Under Championship 1st & 2nd Rd
以前に我が家の指標、ポイント関与率についてお話しました。良きにせよ悪きにせよ、ポイントの行方に関与していないと気がすまないテニスが、Flashyを身上とするテニプリ小僧のテニスです。
マッチポイントでHigh Volleyをすっと上手に収めれば、勝っていた試合を、派手なDriveVolleyで決めないと気がすまないテニプリ小僧君は、わずか15センチアウトして、その後もう一つのマッチポイントを逃して、負けるというような、よく言えば求道的に「Flashy」にど派手に決めることを求めるテニスですが、口悪い人は、一言、「馬鹿」と言うことになります。
14歳で勝負のどうのこうのは関係ありませんので、Flashyでも、最後のゲームがサービスゲームならば、「サービスエースを!」、リターンゲームならば、「リターンエースを!」必ずねらいに行く、くそ度胸というか「美学」には頭が下がります。これだけ徹底していると、凄みが出てきます。
今日の二試合は、まさにその理想形でした。
一試合目は、最近Championshipのレンジ(50位以内)に入ってきたばかりの下位の選手ですから、勝ち負けは心配していなかったのですが、今日のテーマを、ポイント関与率を下げよう、自分がミスする率を下げることで、それを達成しようと考えました。餌(ご褒美)は、日本から買ってきたまま聞けないでいる「EXILE」というグループの新譜。時間が経って、新譜が新譜でなくなり、そのうち陳腐化する日も近そうなくらい最近ご褒美からご無沙汰しているので、割と達成しやすい目標にしました。2セットを通じて、「Unforced Errorsを10個以下にする」が第一試合の課題です。
試合は6-0,6-1でテニプリ小僧が力の差を見せ付けたのですが、残念ながらUnforced Errorsは15個。CDは、お預けとなりました。しかしながら、CDはもらえないとわかっていたものの、最後は、2発連続のリターンエースで鬱憤を晴らしていました。
二試合目は、何度か戦ったことのある現在この地域でランキング20位の選手。Patrick O'Keefeという選手。小柄ですが、Hard Hitterです。動きが早く侮れない相手ですので、今度は、セットごとで10個以下の目標を立てました。第1セットは、最初の4ゲームがKeepのし合いになり、2-2。ここまでで、7つのUnforced Errors。結局12個を犯して、6-2で取りましたが、また新譜をGet出来ず。第2セットは、最初からミス無しで3-0リード。ここで、相手のサービスゲームに4つのUnforced Errorsを犯して、ゲームを献上した後は、3ゲームをきちっとしめて、合計Unforced Errorsを7つとして、見事にExileのCD新譜を新譜のうちに聞けることになりました。最後のゲームはサービスゲーム。彼の美学ですので、40-15からエースを当然取りに行くわけですが、若干オーバー。2ndも行くか?と思っていたのですが、「Two points up, what's the heck!」とばかりに放ったスライスサーブはラインを捕らえ、今日3本目の2ndサーブエースとなりました。
今日は、Unforced Errorsだけを数えて、ポイント関与率を割り出すことはしなかったのですが、無理をせずに、きっちりと打っていったことで、相手がテニプリ小僧の速いペースのBallに追い込まれていく様がありありと見て取れました。作戦は成功です。明日は、もっと大きな餌(Mr. Childrenの新作アルバムか何か)をぶら下げて、各セット10個までに挑戦させましょう!
別の効能として、自分のエースが逆に増えたことが挙げられます。これまで、自分が力んでミスを重ねる場面が多々あり、そのせいで試合がこんがらがって、さらに緊張を強いられる場面を自ら作り出してきました。ところが、ゲームの最初から無理してラインを狙いに行かない代わりに、「2-3球余計に打ってもいいや」という気持ちでPlayしているのですが、テニプリ小僧のShotは同年代ではきわめて速いですから、相手は、追いつくのが大変で、おかげで、十分にSpaceが出来ることが多くなり、相手からAceを若干ですが多く取れるようになっていました。好循環です。
明日はQuarterとSemi,月曜がFinalになります。それ行け、テニプリ小僧!
マッチポイントでHigh Volleyをすっと上手に収めれば、勝っていた試合を、派手なDriveVolleyで決めないと気がすまないテニプリ小僧君は、わずか15センチアウトして、その後もう一つのマッチポイントを逃して、負けるというような、よく言えば求道的に「Flashy」にど派手に決めることを求めるテニスですが、口悪い人は、一言、「馬鹿」と言うことになります。
14歳で勝負のどうのこうのは関係ありませんので、Flashyでも、最後のゲームがサービスゲームならば、「サービスエースを!」、リターンゲームならば、「リターンエースを!」必ずねらいに行く、くそ度胸というか「美学」には頭が下がります。これだけ徹底していると、凄みが出てきます。
今日の二試合は、まさにその理想形でした。
一試合目は、最近Championshipのレンジ(50位以内)に入ってきたばかりの下位の選手ですから、勝ち負けは心配していなかったのですが、今日のテーマを、ポイント関与率を下げよう、自分がミスする率を下げることで、それを達成しようと考えました。餌(ご褒美)は、日本から買ってきたまま聞けないでいる「EXILE」というグループの新譜。時間が経って、新譜が新譜でなくなり、そのうち陳腐化する日も近そうなくらい最近ご褒美からご無沙汰しているので、割と達成しやすい目標にしました。2セットを通じて、「Unforced Errorsを10個以下にする」が第一試合の課題です。
試合は6-0,6-1でテニプリ小僧が力の差を見せ付けたのですが、残念ながらUnforced Errorsは15個。CDは、お預けとなりました。しかしながら、CDはもらえないとわかっていたものの、最後は、2発連続のリターンエースで鬱憤を晴らしていました。
二試合目は、何度か戦ったことのある現在この地域でランキング20位の選手。Patrick O'Keefeという選手。小柄ですが、Hard Hitterです。動きが早く侮れない相手ですので、今度は、セットごとで10個以下の目標を立てました。第1セットは、最初の4ゲームがKeepのし合いになり、2-2。ここまでで、7つのUnforced Errors。結局12個を犯して、6-2で取りましたが、また新譜をGet出来ず。第2セットは、最初からミス無しで3-0リード。ここで、相手のサービスゲームに4つのUnforced Errorsを犯して、ゲームを献上した後は、3ゲームをきちっとしめて、合計Unforced Errorsを7つとして、見事にExileのCD新譜を新譜のうちに聞けることになりました。最後のゲームはサービスゲーム。彼の美学ですので、40-15からエースを当然取りに行くわけですが、若干オーバー。2ndも行くか?と思っていたのですが、「Two points up, what's the heck!」とばかりに放ったスライスサーブはラインを捕らえ、今日3本目の2ndサーブエースとなりました。
今日は、Unforced Errorsだけを数えて、ポイント関与率を割り出すことはしなかったのですが、無理をせずに、きっちりと打っていったことで、相手がテニプリ小僧の速いペースのBallに追い込まれていく様がありありと見て取れました。作戦は成功です。明日は、もっと大きな餌(Mr. Childrenの新作アルバムか何か)をぶら下げて、各セット10個までに挑戦させましょう!
別の効能として、自分のエースが逆に増えたことが挙げられます。これまで、自分が力んでミスを重ねる場面が多々あり、そのせいで試合がこんがらがって、さらに緊張を強いられる場面を自ら作り出してきました。ところが、ゲームの最初から無理してラインを狙いに行かない代わりに、「2-3球余計に打ってもいいや」という気持ちでPlayしているのですが、テニプリ小僧のShotは同年代ではきわめて速いですから、相手は、追いつくのが大変で、おかげで、十分にSpaceが出来ることが多くなり、相手からAceを若干ですが多く取れるようになっていました。好循環です。
明日はQuarterとSemi,月曜がFinalになります。それ行け、テニプリ小僧!