2008年09月23日
錦織圭君を初めてゆっくり見ることが出来ました。その2
セカンドセットからの2ポイントです。
サービスをすでに落としてBehindですが、しっかりBreak Chanceを待つために是非ここを踏ん張っておかねばならないこのゲーム。圭君はボールを受け取って、サーブに入りますが、相手をしっかり見据えて、スピードを落としたスライスサーブで、Del PotroをOut Wideに押し出します。引っ掛けたようなBallが短く戻ってくると、すかさず踏み込んで、しかも体のひねり、横向きを保ったまま、でも非常にリラックスして、逆を突くように(実際Del Potroは画面ではOpenをカバーに走っていますので、逆を突いて、狭いところに打っているのではなく、大きくSpaceが出来たサイドに打っているのですが)ForehandのAceを放ちます。力が抜けている、実に良いPointでした。
Video Clipに撮れなかったのですが、圭君は、"ど"チャンスボールが来ると、結構リラックスしていて、何度か目撃したのですが、Ground Smashとか、EasyなSmashのChanceなどでは、かぶっている帽子をちょっとだけかぶりなおすしぐさをしてから、かっこよくSmashを決めるところなど、心憎いばかりです。
二ポイント目も、相手を追い出すOut Wideへのサーブから、Open, Open, 前に出てOpenにSmash、最後は、もう一度同じコースに戻して決めています。ここでも、Chanceと見たときに実に肩の力が抜けている、しっかり踏み込んでいるのが判ります。
実は、前日の練習で、ゆるい球、力のない球を、Flat系のPowerあふれるBallとしてOpen Courtに返球する練習を、Practice Courtでしている圭君の姿を目撃していました。同僚のPlayerとの練習を終えて、練習相手が帰った後、Coachに球を出してもらって打ち込んでいる姿をです。センターのT字(サービスライン上)付近に立っているCoachがBounchはそれほど高くありませんが、いわゆる「死んだ」球を出してもらってこれを、Openに打ち込みます。まさに、この二つのPointで見せたような、Flat系のしっかりしたBallを左右にControlする練習でした。かごBallがあるわけではないので、球数はそう多くはありませんが、10数球のBallをCoachが足元に集めては、それを出していました。それを3-4回繰りかえしていましたので、50-60球でしょうか。体の向き、入れ方と、Ballの位置を確認しているような、そんな気がしました。
サービスをすでに落としてBehindですが、しっかりBreak Chanceを待つために是非ここを踏ん張っておかねばならないこのゲーム。圭君はボールを受け取って、サーブに入りますが、相手をしっかり見据えて、スピードを落としたスライスサーブで、Del PotroをOut Wideに押し出します。引っ掛けたようなBallが短く戻ってくると、すかさず踏み込んで、しかも体のひねり、横向きを保ったまま、でも非常にリラックスして、逆を突くように(実際Del Potroは画面ではOpenをカバーに走っていますので、逆を突いて、狭いところに打っているのではなく、大きくSpaceが出来たサイドに打っているのですが)ForehandのAceを放ちます。力が抜けている、実に良いPointでした。
Video Clipに撮れなかったのですが、圭君は、"ど"チャンスボールが来ると、結構リラックスしていて、何度か目撃したのですが、Ground Smashとか、EasyなSmashのChanceなどでは、かぶっている帽子をちょっとだけかぶりなおすしぐさをしてから、かっこよくSmashを決めるところなど、心憎いばかりです。
二ポイント目も、相手を追い出すOut Wideへのサーブから、Open, Open, 前に出てOpenにSmash、最後は、もう一度同じコースに戻して決めています。ここでも、Chanceと見たときに実に肩の力が抜けている、しっかり踏み込んでいるのが判ります。
実は、前日の練習で、ゆるい球、力のない球を、Flat系のPowerあふれるBallとしてOpen Courtに返球する練習を、Practice Courtでしている圭君の姿を目撃していました。同僚のPlayerとの練習を終えて、練習相手が帰った後、Coachに球を出してもらって打ち込んでいる姿をです。センターのT字(サービスライン上)付近に立っているCoachがBounchはそれほど高くありませんが、いわゆる「死んだ」球を出してもらってこれを、Openに打ち込みます。まさに、この二つのPointで見せたような、Flat系のしっかりしたBallを左右にControlする練習でした。かごBallがあるわけではないので、球数はそう多くはありませんが、10数球のBallをCoachが足元に集めては、それを出していました。それを3-4回繰りかえしていましたので、50-60球でしょうか。体の向き、入れ方と、Ballの位置を確認しているような、そんな気がしました。