2007年04月03日
Consolation優勝
昨晩は、試合会場になっているNewport Newsでこれまで唯一見つけた日本食屋に二人で行きました。
負ける予定でなかったところで負けると、空気は重いのですが、テニプリ小僧のあまりにも不甲斐ない負け方に、友人達の誘いを全部断って、二人で食事をしました。
食事前にも実は、ホテルの近所が20スクリーンのマルティプレックス劇場でしたので、気分転換に映画に誘ったのですが、テニプリ小僧は落ち込んでいて、ベッドから離れず。居た堪れなくなって、一人で見に行きました。Will Ferrell(Be witchedとかElfに出ていました)Jon Heder(Napolen DynamiteとかThe Benchwarmersに主演しています)の二人が、男子シングル・フィギュアスケート界から永久追放されてしまった後、男同士ですが、ペア(ほんとかどうか知りませんが、スケートの規則には異性同士であることとは書いていないという設定になっています。)で、復活し、Winter Gameで金メダルを取るという荒唐無稽、抱腹絶倒のコメディです。私の気分転換は出来たのですが、テニプリ小僧の落ち込みは尋常ではなく、昨日は、電話したテニプリ小僧の母に「窓から飛び降りようか...」などとのたまったそうで、小僧の母が、心配したのですが、一階に泊まっていたのを思い出し、「飛び降りれば、あなた一階でしょ泊まっているの?鍵持って飛び降りなさいよ。死に切れなかったら、玄関から入るのよ」と笑いを取って、元気付けたようです。
そして、夕食。まるでお地蔵さんと飯を食っているような食事でした。お店は、ちゃんと日本人の経営で、すしもその他の料理もおいしかったのですが、料理の味の半分は気分で決まるのですね。初めて、身にしみて分かりました。テニスの話に戻ると、一言、テニプリ小僧が、「テニスの話はしないでよ、ここでは...」気分転換も気持ちの整理もついていなかったのですね、まだ。
転じて、本日アメリカ時間の4月2日。本戦決勝とConsolation準決勝と決勝が行われました。
本戦は第5シードで、実力的にはNo.1と目されていた、Daniel君の優勝。テニプリ小僧と同じ学校の友だちである、第2シードのロシア人Anton君は、7-5,6-4で力尽きました。
テニプリ小僧は、最初にBenjamin Daniel君という、First Nameを二つ重ねたような名前の無名選手と対戦。ここまでよくあがってきたなぁ~といぶかっていると、後で聞いたら、最近引っ越してきたところで、コネチカット州でPlayしていたとのこと。しっかりとしたStrokeが武器、体がまだ小さいので、NetPlayには凄みを感じないが、無駄ミスの少ない堅実なテニスのタイプ。テニプリ小僧が落とし穴に良くはまっていたタイプでちょっと気がかり。
考えて見れば、先週は風邪気味で、ろくに練習できていないわけで、今日は自分自身を盛り上げることだけ、だらだら試合をしないことだけすれば、勝ち負けも、Unforced Errorsも関係なし!と送り出した。
最初のゲームはすんなりと取ったものの、そこからミスが先行し始めて、1-4まで落とし、そこから、低く構え、足を動かしを思い出すように、身体を動かし始め。3ゲーム連取して追いつき、サービスキープで5-4へ。ここで、普段の調子のテニプリ小僧は6-4ですんなり、その後セカンドは団子をつけるというのがパターンなのですが、今日は5-5にされ、6-5、7-5としんどい展開になりました。
セカンドも4-0の40-0から自分のサービスゲームを落とすというていたらくで、2ゲーム挽回され、4-2。そこから2ゲームを〆て、6-2で勝ちました。
コンソレ決勝は、本大会第1シードで、テニプリ小僧が勝てそうで勝てない、Joe Dorn君が相手。Stroke力があり、試合巧者のJoe君は、テニプリ小僧とは先月のNationalのClay Courtでフルセットの死闘の末、小僧が敗れた経緯があり、小僧にとっては雪辱戦。
2-2まで、ブレーク合戦でスタートし、今度は4-4までKeep合戦。5-4と小僧がKeepした後、JoeのServeをBreakしたテニプリ小僧が第1セットを6-4で制した。2ndセットは、小僧がLove Gameで鮮やかにKeep。次のJoeのサーブを再びBreakして、2-0。ここで、今日のKey game、小僧のServe Game。きわどい、OutWideのSliceサーブをFaultとコールされ、久々のDouble Fault。すぐに2本目をミスして。0-30。一本挽回のあと、また、ミスで15-40。ここで崩れれば、また、こんがらがること必死なのだが、まず、一本目を得意のForeの逆クロス。JoeのBackhandのCornerに突き刺さる。次のポイントは、今度はForeのCross、Corss、Crossと相手のForehandを攻め立て、JoeのDown-the-Lineが50センチ、SideにOutして、Deuceに持ち込んだのが、本日のハイライト。このショットくらいが、いつものテニプリ小僧を彷彿とさせる、切れ味の鋭いショットでした。このあと、Deuceを5回続けて、相手のBreak Pointsを5つしのいだのが、今日のゲームの流れを完全に決めた。
このあたりでテニスをしている人の多くは、親も元大学のTennis Teamとか、創生期のATP Tourを回っていたとか、井上悦子と一緒にWTAを回っていた人で、消息普通なのだが彼女は元気かと聞いてくる人(日本人ならば誰でも井上悦子と友だちではないのだ!)とか、プロのテニスコーチとかが結構居て、Joeの父親Big Joeも元大学テニスチーム。今日は、「テニプリ小僧も悪いが、Joeはもっと悪いな。見るに堪えない試合だ」とは、お言葉ですね。「人の息子の悪口言わないで」と言いたくなりました。
Newport Newsの会場のテニスクラブのOwner/
Managerは、「Colonel(大佐)」と呼ばれているおじいちゃん。前のブログにもテニプリ小僧を「イッチー」と呼んで、可愛がってくれているのですが、今日帰りがけ、昨日の古傷?に触れながら、「イッチーが2個、2個で負けることなんて、見たこと無いよね。いつもFull Setやって、観客を集めるのに、昨日はどうしたんだい」と、言われ、イッチーことテニプリ小僧も苦笑い。4月の第3週末に今度は16歳のChallengerでまた戻っ来ることを誓って帰路に着きました。昨日の日本食屋でLunchを食べました。今日はおいしかった。昨日の今日でしたので、カウンターの向こうの大将が覚えていてくれて、「連日ありがとうございます」のご挨拶をいただきました。Newport News、VAにある割烹 奈良さんです。ご馳走様でした。
負ける予定でなかったところで負けると、空気は重いのですが、テニプリ小僧のあまりにも不甲斐ない負け方に、友人達の誘いを全部断って、二人で食事をしました。
食事前にも実は、ホテルの近所が20スクリーンのマルティプレックス劇場でしたので、気分転換に映画に誘ったのですが、テニプリ小僧は落ち込んでいて、ベッドから離れず。居た堪れなくなって、一人で見に行きました。Will Ferrell(Be witchedとかElfに出ていました)Jon Heder(Napolen DynamiteとかThe Benchwarmersに主演しています)の二人が、男子シングル・フィギュアスケート界から永久追放されてしまった後、男同士ですが、ペア(ほんとかどうか知りませんが、スケートの規則には異性同士であることとは書いていないという設定になっています。)で、復活し、Winter Gameで金メダルを取るという荒唐無稽、抱腹絶倒のコメディです。私の気分転換は出来たのですが、テニプリ小僧の落ち込みは尋常ではなく、昨日は、電話したテニプリ小僧の母に「窓から飛び降りようか...」などとのたまったそうで、小僧の母が、心配したのですが、一階に泊まっていたのを思い出し、「飛び降りれば、あなた一階でしょ泊まっているの?鍵持って飛び降りなさいよ。死に切れなかったら、玄関から入るのよ」と笑いを取って、元気付けたようです。
そして、夕食。まるでお地蔵さんと飯を食っているような食事でした。お店は、ちゃんと日本人の経営で、すしもその他の料理もおいしかったのですが、料理の味の半分は気分で決まるのですね。初めて、身にしみて分かりました。テニスの話に戻ると、一言、テニプリ小僧が、「テニスの話はしないでよ、ここでは...」気分転換も気持ちの整理もついていなかったのですね、まだ。
転じて、本日アメリカ時間の4月2日。本戦決勝とConsolation準決勝と決勝が行われました。
本戦は第5シードで、実力的にはNo.1と目されていた、Daniel君の優勝。テニプリ小僧と同じ学校の友だちである、第2シードのロシア人Anton君は、7-5,6-4で力尽きました。
テニプリ小僧は、最初にBenjamin Daniel君という、First Nameを二つ重ねたような名前の無名選手と対戦。ここまでよくあがってきたなぁ~といぶかっていると、後で聞いたら、最近引っ越してきたところで、コネチカット州でPlayしていたとのこと。しっかりとしたStrokeが武器、体がまだ小さいので、NetPlayには凄みを感じないが、無駄ミスの少ない堅実なテニスのタイプ。テニプリ小僧が落とし穴に良くはまっていたタイプでちょっと気がかり。
考えて見れば、先週は風邪気味で、ろくに練習できていないわけで、今日は自分自身を盛り上げることだけ、だらだら試合をしないことだけすれば、勝ち負けも、Unforced Errorsも関係なし!と送り出した。
最初のゲームはすんなりと取ったものの、そこからミスが先行し始めて、1-4まで落とし、そこから、低く構え、足を動かしを思い出すように、身体を動かし始め。3ゲーム連取して追いつき、サービスキープで5-4へ。ここで、普段の調子のテニプリ小僧は6-4ですんなり、その後セカンドは団子をつけるというのがパターンなのですが、今日は5-5にされ、6-5、7-5としんどい展開になりました。
セカンドも4-0の40-0から自分のサービスゲームを落とすというていたらくで、2ゲーム挽回され、4-2。そこから2ゲームを〆て、6-2で勝ちました。
コンソレ決勝は、本大会第1シードで、テニプリ小僧が勝てそうで勝てない、Joe Dorn君が相手。Stroke力があり、試合巧者のJoe君は、テニプリ小僧とは先月のNationalのClay Courtでフルセットの死闘の末、小僧が敗れた経緯があり、小僧にとっては雪辱戦。
2-2まで、ブレーク合戦でスタートし、今度は4-4までKeep合戦。5-4と小僧がKeepした後、JoeのServeをBreakしたテニプリ小僧が第1セットを6-4で制した。2ndセットは、小僧がLove Gameで鮮やかにKeep。次のJoeのサーブを再びBreakして、2-0。ここで、今日のKey game、小僧のServe Game。きわどい、OutWideのSliceサーブをFaultとコールされ、久々のDouble Fault。すぐに2本目をミスして。0-30。一本挽回のあと、また、ミスで15-40。ここで崩れれば、また、こんがらがること必死なのだが、まず、一本目を得意のForeの逆クロス。JoeのBackhandのCornerに突き刺さる。次のポイントは、今度はForeのCross、Corss、Crossと相手のForehandを攻め立て、JoeのDown-the-Lineが50センチ、SideにOutして、Deuceに持ち込んだのが、本日のハイライト。このショットくらいが、いつものテニプリ小僧を彷彿とさせる、切れ味の鋭いショットでした。このあと、Deuceを5回続けて、相手のBreak Pointsを5つしのいだのが、今日のゲームの流れを完全に決めた。
このあたりでテニスをしている人の多くは、親も元大学のTennis Teamとか、創生期のATP Tourを回っていたとか、井上悦子と一緒にWTAを回っていた人で、消息普通なのだが彼女は元気かと聞いてくる人(日本人ならば誰でも井上悦子と友だちではないのだ!)とか、プロのテニスコーチとかが結構居て、Joeの父親Big Joeも元大学テニスチーム。今日は、「テニプリ小僧も悪いが、Joeはもっと悪いな。見るに堪えない試合だ」とは、お言葉ですね。「人の息子の悪口言わないで」と言いたくなりました。
Newport Newsの会場のテニスクラブのOwner/
Managerは、「Colonel(大佐)」と呼ばれているおじいちゃん。前のブログにもテニプリ小僧を「イッチー」と呼んで、可愛がってくれているのですが、今日帰りがけ、昨日の古傷?に触れながら、「イッチーが2個、2個で負けることなんて、見たこと無いよね。いつもFull Setやって、観客を集めるのに、昨日はどうしたんだい」と、言われ、イッチーことテニプリ小僧も苦笑い。4月の第3週末に今度は16歳のChallengerでまた戻っ来ることを誓って帰路に着きました。昨日の日本食屋でLunchを食べました。今日はおいしかった。昨日の今日でしたので、カウンターの向こうの大将が覚えていてくれて、「連日ありがとうございます」のご挨拶をいただきました。Newport News、VAにある割烹 奈良さんです。ご馳走様でした。
でも、テニプリ君は本選の事が心に残っていたのでしょうね
少しは落ち着かれましたか?
そちらでも、親御さんがテニスをされている方多いのですね。
友の周りも、昔どこぞのエースだったとか、今現在テニスのコーチをされている
という経歴の親御さんが多いです。もちろん、親子で楽しまれている方が殆どです。
私達のようにルールすら知らなかった・・・なんて珍しがられます。
しかし、Joe君のお父さん厳しいですね~。(^-^;)
リンクさせて頂きました。ありがとうございます♪
リンクしてくださってありがとうございます。
これからも どうぞよろしくお願いします。 友くんにも よろしくです!