2007年04月25日
Private Coach事情
yippeeさんからのコメントを頂き、自分自身が育った日本のテニス環境とアメリカのテニス環境の違いを改めて考えざるを得ませんでした。
実は、下記の部分は、コメントへのお返事として書いたのですが、「長すぎる!」とBlogの管理人(コンピュータ)から、怒られて、はじかれた文章です。
このブログを書こうと決めたのもYuki君の話があったからで、日本のテニス環境で育った自分と、アメリカの恵まれた環境の中で育っていくテニプリ小僧とかYuki君を観察して、思うことがいろいろあったからです。こうした恵まれた環境でも、最近はアメリカ人も世界に通用しなくなって、世界のテニス界は、さまざまな人種であふれています。日本生まれ、アメリカ育ちが世界に出て行っても面白いではないか?!と、まさに、テニプリの世界を実現したいとちょっと夢を見ているからです。
テニスを始めて、35年以上になりますが、いつまでたっても飽きませんね。暗くなるまで、泥んこになって、白球(昔はテニスボールは白でした)を追いかけていた日を思い出しながら、テニプリ小僧にBall出ししていますが、テニスが出来る幸せを感じない、「めんどくさいな」という態度が出ると、こちらはプッツン来てしまいます。しかし、自分がPlayerで無いということが、父親/Coachということが、物事を難しくしてますね。
日本でPrivate Coachというのは、大変だと思います。自分自身が週一回のTennis SchoolでのGroup Lessonだけでしたので、さすがに見かねた池田プロ(柳恵誌郎Schoolで、あざみ野のLocationのChiefだった方です)が、自分の休日に手弁当でTop Juniorを集めて、無料のClinicを開いて下さっていたのに呼んで下さいました。同じレベルの多数のJuniorと打てたというのは、この土曜日の3時間だけだったわけです。Private Lessonなど、夢のまた夢。第一、私の親は、試合の応援なんかに来たことがありませんので、東京都の中学選手権のDoublesに優勝しようが、何しようが、トロフィーを持って帰って、「あら良かったわね。テニスが済んだんだから、勉強しなさい!」といわれるのが関の山でした。14歳で試合会場に親無しで行くことは出来ないAmericaとは全く違う世界でした。
どんどんPointがずれていきますが、Juniorの育成に力を入れているCoachを尋ねて見るのが現実的な解決策かもしれませんね。F-Tennisの藤井コーチが、なかなか充実したメンバーを集めていますね。野田のロイヤルSCテニスクラブで、毎日曜日にClinicをやっている筈です。Yuki君と広い意味で同地域ということでしたら、足を延ばしてみる価値はあるかもしれませんね。
翻って、アメリカのLessonで、Privateが多くなってしまうのには、地域的な広がりがあります。テニプリ小僧が最近毎週2-3日練習するAspen Hill Clubは、近いといっても車で30分、距離にして、20キロ離れています。仲良しのRaoさんのクラブに行くと、45分、35キロ。Brain Hope君と練習というと、これも35分、30キロのDriveです。我々はまだ、恵まれている方で、Washington DCの近郊を外れたところに住んでいると、テニスクラブもなかなか無いというところが多くあります。従って、その中でどのようにテニスを教わるかというと、近所の公園のテニスコートや、中学・高校に必ずあるテニスコート(誰でも空いていればPlayできる)で、Private Coachについて、テニスのLessonを受けている姿をしょっちゅう見かけます。
イソ自慢ではないのですが、テニプリ小僧に稽古をつけていると、見ていた親御さんから、「あんたはテニスコーチなのかい?うちの息子を教えてくれないかい?」などと声が掛かる事があります。実際、こうしたPublicのコートで副業的にテニスを教えているコーチはたくさん居るのです。どのクラブにも所属せずに転転としているコーチに教わった選手が、ATPプレーヤーになったりしている例もありますから、馬鹿に出来ません。現在ATP 114位のPaul Goldsteinなんかも、Nancyおばさんと我々が呼んでいる、女性のCoachに教わっていた時期がありました。
Privateでの2時間と、Group Lessonの10時間とでは、Privateの2時間のほうが多くのInputを得られるように思います。しかし、Coachとの相性があるので、難しいですね。一概に、必ずPrivateが良いとも言えない所があります。大抵のCoachは、最初のお試しLessonを無料にしてくれますので、そこはありがたい点です。なんだか、取り止めがなくなってしまいました...一体、何が言いたかったのだろう?最適なものを探すのは「難しい」ということでしょうか?
実は、下記の部分は、コメントへのお返事として書いたのですが、「長すぎる!」とBlogの管理人(コンピュータ)から、怒られて、はじかれた文章です。
このブログを書こうと決めたのもYuki君の話があったからで、日本のテニス環境で育った自分と、アメリカの恵まれた環境の中で育っていくテニプリ小僧とかYuki君を観察して、思うことがいろいろあったからです。こうした恵まれた環境でも、最近はアメリカ人も世界に通用しなくなって、世界のテニス界は、さまざまな人種であふれています。日本生まれ、アメリカ育ちが世界に出て行っても面白いではないか?!と、まさに、テニプリの世界を実現したいとちょっと夢を見ているからです。
テニスを始めて、35年以上になりますが、いつまでたっても飽きませんね。暗くなるまで、泥んこになって、白球(昔はテニスボールは白でした)を追いかけていた日を思い出しながら、テニプリ小僧にBall出ししていますが、テニスが出来る幸せを感じない、「めんどくさいな」という態度が出ると、こちらはプッツン来てしまいます。しかし、自分がPlayerで無いということが、父親/Coachということが、物事を難しくしてますね。
日本でPrivate Coachというのは、大変だと思います。自分自身が週一回のTennis SchoolでのGroup Lessonだけでしたので、さすがに見かねた池田プロ(柳恵誌郎Schoolで、あざみ野のLocationのChiefだった方です)が、自分の休日に手弁当でTop Juniorを集めて、無料のClinicを開いて下さっていたのに呼んで下さいました。同じレベルの多数のJuniorと打てたというのは、この土曜日の3時間だけだったわけです。Private Lessonなど、夢のまた夢。第一、私の親は、試合の応援なんかに来たことがありませんので、東京都の中学選手権のDoublesに優勝しようが、何しようが、トロフィーを持って帰って、「あら良かったわね。テニスが済んだんだから、勉強しなさい!」といわれるのが関の山でした。14歳で試合会場に親無しで行くことは出来ないAmericaとは全く違う世界でした。
どんどんPointがずれていきますが、Juniorの育成に力を入れているCoachを尋ねて見るのが現実的な解決策かもしれませんね。F-Tennisの藤井コーチが、なかなか充実したメンバーを集めていますね。野田のロイヤルSCテニスクラブで、毎日曜日にClinicをやっている筈です。Yuki君と広い意味で同地域ということでしたら、足を延ばしてみる価値はあるかもしれませんね。
翻って、アメリカのLessonで、Privateが多くなってしまうのには、地域的な広がりがあります。テニプリ小僧が最近毎週2-3日練習するAspen Hill Clubは、近いといっても車で30分、距離にして、20キロ離れています。仲良しのRaoさんのクラブに行くと、45分、35キロ。Brain Hope君と練習というと、これも35分、30キロのDriveです。我々はまだ、恵まれている方で、Washington DCの近郊を外れたところに住んでいると、テニスクラブもなかなか無いというところが多くあります。従って、その中でどのようにテニスを教わるかというと、近所の公園のテニスコートや、中学・高校に必ずあるテニスコート(誰でも空いていればPlayできる)で、Private Coachについて、テニスのLessonを受けている姿をしょっちゅう見かけます。
イソ自慢ではないのですが、テニプリ小僧に稽古をつけていると、見ていた親御さんから、「あんたはテニスコーチなのかい?うちの息子を教えてくれないかい?」などと声が掛かる事があります。実際、こうしたPublicのコートで副業的にテニスを教えているコーチはたくさん居るのです。どのクラブにも所属せずに転転としているコーチに教わった選手が、ATPプレーヤーになったりしている例もありますから、馬鹿に出来ません。現在ATP 114位のPaul Goldsteinなんかも、Nancyおばさんと我々が呼んでいる、女性のCoachに教わっていた時期がありました。
Privateでの2時間と、Group Lessonの10時間とでは、Privateの2時間のほうが多くのInputを得られるように思います。しかし、Coachとの相性があるので、難しいですね。一概に、必ずPrivateが良いとも言えない所があります。大抵のCoachは、最初のお試しLessonを無料にしてくれますので、そこはありがたい点です。なんだか、取り止めがなくなってしまいました...一体、何が言いたかったのだろう?最適なものを探すのは「難しい」ということでしょうか?
早速、何度か草トーでお世話になっているロイヤルSCに問い合わせてみました。
普段から本当にご親切なクラブで、しかも週末のアカデミーはボランティア同然のシステムでした。一度訪ねてみようと思いますが、やはり受講者が50人前後いらっしゃるそうで、おとなしい小学生の我が子は、埋もれてしまうかも知れません。
空いていれば使えるコート、羨ましいですね。公共のコートなど、週末は30倍近い抽選で「当たら」ないと使えませんし、パブリックのコートは値段も高い上、コーチでも週末に押えるのは難しいようです。
うちは小さなクラブに所属していて、同年代の子がほとんどいませんので、そう言う子供が集まって、こちらでも30キロくらい移動して練習しています:)
コートと相手がいなければ出来ないスポーツですので、テニスが出来る事自体に、心から感謝する気持ちを、どうやって身につけさせるのかも悩みの種です。