2007年07月02日
炎天下の3勝
National Open 14歳以下の第2日。
朝7時からの練習から一日のスタートです。
9時半過ぎに始まったコンソレーションの1回戦を串団子で片付けたテニプリ小僧は、さらに暑くなった午後1時、本戦2回戦で、親友で今回のDoubles PartnerでもあるAnton君にてこずらせた上にやっつけられたRoberto君をコンソレーション2回戦に迎え撃ちます。とにかく足の速いRoberto君、Anton君とも激しいRallyを繰り広げていましたが、One Service DownずつでAnton君に敗れました。しかし、相手のGood Shotに「Nice Shot! Good Shot!」をきちんと言うし、Line CallもFairでしっかりとCallするGood Sports(マナーのよい気持ちのよいPlayer)です。
第一セット、2つのServeをBreakしたテニプリ小僧が、6-3で取ります。しかし、2セット目の第一ゲーム、テニプリ小僧は、サーブを早速ダウン。第一セットには出なかったDouble Faultsと加えて、CarelessなUnforced Errorsで、いかにもセットアップしての「安心感」が体中から吹き出ています。いやなサインです。相手は、きちんとサービスキープして、0-2。いつもなら、ここでまたサーブを落とすところですが、「5つの誓い」が効いていたのか、いないのか、試合に行く前に「五つの誓い」を書いた紙を読め!といったら、昨日はいていたパンツと中という返事。どうやら、大きな効果は期待できそうにありませんが、ともかく、「挽回!」とか「三本目!」とか声を出して、流れをつかもうと努力しています。ここで踏ん張って、1-2。相手が珍しくDouble Faultsを重ねてくれて、まさに「もらった」ゲームとなって、2-2。しかし、ここでもテニプリ小僧サーブキープできません。変なときに、Drop Shotを打って、すべて拾われた挙句、そのポイントを切り返しから、失うパターン。さらに、自コートにDrop Shotを炸裂させる、いつもの悪いパターンで、2-3と進んだこの試合、第6ゲーム目の相手のサーブで、また、独りよがりのミスを重ねて15-40のBreak Chanceを失い、Breakし損ねてしまいます。2-4。大事な7ゲーム目のサーブを、これもサービスエースに頼った間違った作戦で落とし、2-5。ここから、吹っ切れたテニプリ小僧の挽回が始まります。4-5と2ゲームを連取。しかし、相手もここで踏ん張り、4-6で第二セットはRoberto君の手に。10分間の休憩後、第3セットを戦います。日陰に座って、何が悪かったのか、ミニ反省会。
悪かった点は、
1.独りよがりのミスが出て、相手がミスするチャンスを奪ってしまった。
2.Drop Shotを拾われているだけでなく、切り返しでPointを奪われたことが、5-6ポイントもあった。
3.サービスの組み立てを考えていないので、簡単にBreakされてしまった。
4.相手のBackhandを狙いすぎて、Courtを半分しか使っていなかった。Forehandは確かに強烈だが、ミスも多いのが相手のForehandであることを忘れていた。
5.アンダースピンを使って、相手のタイミングをはずす攻撃を使っていなかった。
そこで、
1.Drop Shotを使わない。
2.Duece Sideでは、Flat, Kick Serveをセンターに、SliceをBodyとOutwideに、FlatをBodyにと打ち分け、Advantage SideにはセンターにSliceとFlatサーブ、OutwideにKick ServeとFlatと持っているサーブをすべてちりばめて、タイミングをはずすことを真剣に狙うこと。
3.Forehand SideにBallをPlacementして、Spaceを作る。
4.Backhandには、緩急をつけたSliceを打って、伸びたり、止まったりするSliceの特性を使って、相手のタイミングをはずす。
5.声を出して、流れを手繰り寄せるように、元気を出していく。
と、作戦を決定。
さあ、最終セットです。
1ゲーム目は、0-40とBehindを跳ね返して、Nice keep!2ゲーム目は、Return Missが2つ出て、すんなりとKeepを許し、1-1。3ゲーム目は、よく組み立てられたサービスゲームを展開し、2-1。4ゲーム目は、このセットのハイライトとなる激しい戦いでした。15-40とBreak Chanceを迎えたテニプリ小僧を跳ね返したRoberto君、合計5回は繰り返したDeuce、一ポイントがそれはすばらしいやり取りで、両プレーヤーに心底拍手を贈りたい激しいやり取りの連続でした。6つ目(?)のDeuceから、セカンドサーブを積極的に叩きにいったテニプリ小僧、惜しくも両ボールはテープに当たって、手前のコートに落ちたために、ゲームカウントは2-2。しかし、このゲームへの集中力が、テニプリ小僧に勝利を、Robertoくんは、精神力を使い果たした感がありました。第五ゲームをきっちりキープしたテニプリ小僧、第6ゲームを15でBreakして、4-2。第7ゲームをこれもきっちりとキープして、5-2。第8ゲームは、Roberto君のサーブ。40-0とLeadを許すも、そこから、5ポイントを連取して、このセット2つ目のサービスBreak。6-2でこのセットを制して、30度を超える炎天下の中、2時間40分の文字通りの「熱戦」は終わりました。
3つ目の「熱い戦い」は、Anton君とのDoubles。今日も、Australian Formationを駆使し、8-5で、地元のPairを下しました。面白いDoublesで、書きたいところはいっぱいなのですが、またの機会に。今日一日の最後はAustralian Formationの復習を少しして、Anton君とお父さん、われわれ3人でP.F.Changで中華を食べて一日を締めくくりました。
朝7時からの練習から一日のスタートです。
9時半過ぎに始まったコンソレーションの1回戦を串団子で片付けたテニプリ小僧は、さらに暑くなった午後1時、本戦2回戦で、親友で今回のDoubles PartnerでもあるAnton君にてこずらせた上にやっつけられたRoberto君をコンソレーション2回戦に迎え撃ちます。とにかく足の速いRoberto君、Anton君とも激しいRallyを繰り広げていましたが、One Service DownずつでAnton君に敗れました。しかし、相手のGood Shotに「Nice Shot! Good Shot!」をきちんと言うし、Line CallもFairでしっかりとCallするGood Sports(マナーのよい気持ちのよいPlayer)です。
第一セット、2つのServeをBreakしたテニプリ小僧が、6-3で取ります。しかし、2セット目の第一ゲーム、テニプリ小僧は、サーブを早速ダウン。第一セットには出なかったDouble Faultsと加えて、CarelessなUnforced Errorsで、いかにもセットアップしての「安心感」が体中から吹き出ています。いやなサインです。相手は、きちんとサービスキープして、0-2。いつもなら、ここでまたサーブを落とすところですが、「5つの誓い」が効いていたのか、いないのか、試合に行く前に「五つの誓い」を書いた紙を読め!といったら、昨日はいていたパンツと中という返事。どうやら、大きな効果は期待できそうにありませんが、ともかく、「挽回!」とか「三本目!」とか声を出して、流れをつかもうと努力しています。ここで踏ん張って、1-2。相手が珍しくDouble Faultsを重ねてくれて、まさに「もらった」ゲームとなって、2-2。しかし、ここでもテニプリ小僧サーブキープできません。変なときに、Drop Shotを打って、すべて拾われた挙句、そのポイントを切り返しから、失うパターン。さらに、自コートにDrop Shotを炸裂させる、いつもの悪いパターンで、2-3と進んだこの試合、第6ゲーム目の相手のサーブで、また、独りよがりのミスを重ねて15-40のBreak Chanceを失い、Breakし損ねてしまいます。2-4。大事な7ゲーム目のサーブを、これもサービスエースに頼った間違った作戦で落とし、2-5。ここから、吹っ切れたテニプリ小僧の挽回が始まります。4-5と2ゲームを連取。しかし、相手もここで踏ん張り、4-6で第二セットはRoberto君の手に。10分間の休憩後、第3セットを戦います。日陰に座って、何が悪かったのか、ミニ反省会。
悪かった点は、
1.独りよがりのミスが出て、相手がミスするチャンスを奪ってしまった。
2.Drop Shotを拾われているだけでなく、切り返しでPointを奪われたことが、5-6ポイントもあった。
3.サービスの組み立てを考えていないので、簡単にBreakされてしまった。
4.相手のBackhandを狙いすぎて、Courtを半分しか使っていなかった。Forehandは確かに強烈だが、ミスも多いのが相手のForehandであることを忘れていた。
5.アンダースピンを使って、相手のタイミングをはずす攻撃を使っていなかった。
そこで、
1.Drop Shotを使わない。
2.Duece Sideでは、Flat, Kick Serveをセンターに、SliceをBodyとOutwideに、FlatをBodyにと打ち分け、Advantage SideにはセンターにSliceとFlatサーブ、OutwideにKick ServeとFlatと持っているサーブをすべてちりばめて、タイミングをはずすことを真剣に狙うこと。
3.Forehand SideにBallをPlacementして、Spaceを作る。
4.Backhandには、緩急をつけたSliceを打って、伸びたり、止まったりするSliceの特性を使って、相手のタイミングをはずす。
5.声を出して、流れを手繰り寄せるように、元気を出していく。
と、作戦を決定。
さあ、最終セットです。
1ゲーム目は、0-40とBehindを跳ね返して、Nice keep!2ゲーム目は、Return Missが2つ出て、すんなりとKeepを許し、1-1。3ゲーム目は、よく組み立てられたサービスゲームを展開し、2-1。4ゲーム目は、このセットのハイライトとなる激しい戦いでした。15-40とBreak Chanceを迎えたテニプリ小僧を跳ね返したRoberto君、合計5回は繰り返したDeuce、一ポイントがそれはすばらしいやり取りで、両プレーヤーに心底拍手を贈りたい激しいやり取りの連続でした。6つ目(?)のDeuceから、セカンドサーブを積極的に叩きにいったテニプリ小僧、惜しくも両ボールはテープに当たって、手前のコートに落ちたために、ゲームカウントは2-2。しかし、このゲームへの集中力が、テニプリ小僧に勝利を、Robertoくんは、精神力を使い果たした感がありました。第五ゲームをきっちりキープしたテニプリ小僧、第6ゲームを15でBreakして、4-2。第7ゲームをこれもきっちりとキープして、5-2。第8ゲームは、Roberto君のサーブ。40-0とLeadを許すも、そこから、5ポイントを連取して、このセット2つ目のサービスBreak。6-2でこのセットを制して、30度を超える炎天下の中、2時間40分の文字通りの「熱戦」は終わりました。
3つ目の「熱い戦い」は、Anton君とのDoubles。今日も、Australian Formationを駆使し、8-5で、地元のPairを下しました。面白いDoublesで、書きたいところはいっぱいなのですが、またの機会に。今日一日の最後はAustralian Formationの復習を少しして、Anton君とお父さん、われわれ3人でP.F.Changで中華を食べて一日を締めくくりました。