2008年02月04日
Travis N君戦 Consolation Quarter Qualifier@OH Nationals
Travis君は、今大会第5シードのShane V君を昨夜の最後の試合で破って、このRoundに進んで来ました。ここのところ非常に調子がよく、順位を上げてきている選手です。National Rakingでも100位台ですからテニプリよりも上のほうに居る選手です。テニプリ小僧は、6時起床、7時にはコートに入って、テニプリ父と1時間みっちりと汗を流して、朝食をとりに出た後、9時半丁度にCallされて試合開始となりました。
立ち上がりの悪いテニプリ小僧です。最近の現象なのですが、克服したはずのDFから見事にスタートすることが多くなりました。「わざとやっているのか?」と訊くと、「わざとじゃないけど、まあ、勝っているからいいじゃん」とはあっけらかんとしたものです。この試合も最近のTrendを踏襲して、見事なDFスタート。二本目もUnforced Errorで、三本目のBackhandがNetの下のほうに突き刺さった時は、さすがに、このあとサービスエース2本を含む8連続Pointをするとは思えませんでした。0-40からの4本目は、Travis君のMissでしたが、それ以外は、15-40から2連続のサービスエース。Winnerと続いて、最後のPointはタイミングをはずすChange Up ServeがTravis君のBackhandを襲い(「遅い」が正しいのでしょうか?)体が泳いでしまったTravis君のReturnはサイドラインを割ります。Updownの激しい出足でしたが、まずはサービスをKeepしました。1-0です。
Travis君のサーブは、伸びのあるFlat系のサーブです。圧倒的な力というわけではないですが、ファーストサーブには威力があります。今日のTravis君、昨日の第5シードのVincent君との試合でさえていた1stの確率が上がりません。40%くらいでしょうか?DFは1個くらいしかありませんでしたので(結構大事な場面でこれが出ました)、セカンドサーブでは冒険しない(テニプリのようにセカンドでエースを狙いに行くなどということが無いことが、統計的にもわかります)ようです。第2ゲームは、先ほどの8連続Pointの残りの3Pointで0-40と相手を追い込みます。後でテニプリが言っていましたが、「Traちゃんのサーブは、パパのサーブに似ていた」そうで、Flat系で伸びてくるBallに素直にラケット面を合わせて、深いReturnを繰り出していました。2本挽回されて食い下がるTravis君のサーブを長いRallyをものにしたテニプリがBreakしました。2-0です。
最近のテニプリ、何も良いところが無くても、サーブだけは良いということが多く、今日も、得意のセカンドエースを4-5発繰り出し、サービスエースを連発という場面も結構ありました。「サーブがあるから何とかなる」という気持ちで行ったらダメだ!!!と、口をすっぱくして言っているのですが、この油断がBreakにつながります。今日の4-1からのサーブはこれの典型でした。2つ目のサーブもKeepして、最初の3ゲームを上出来の3-0で乗り切り、Travis君も意地のサービスキープで3-1、お互い譲らず4-2となった第7ゲーム、テニプリの心の隙に、「サービスゲームは大丈夫!」の緩みが生まれます。最初の2本を軽率なUnforced Errorsで失い、0-30。ここで強烈なOutwideへのサーブから、Open CourtへのForehand Aceで15-30とすると、顔に少し余裕が出てきます「これで大丈夫!」、Rallyが長引いた4Point目を苦労してものして追いつた矢先、30-allからのRallyで軽率なMissが再び。これが響いて、このゲームを落とします。4-3。3-0から4-3をまだLeadしていると考える余裕はテニプリには残っていませんでした。あっという間に4-4へ。第9ゲームは、テニプリがそんないやな気分を振り払うように、強烈なサービスを繰り出して、二つのReturn Miss(と呼ぶにはTravis君にかわいそうな好サーブ)で30-0。その後もしっかりと〆て、15でこのゲームを取り、5-4。Travis君の好サーブ(この頃は、一番Firstが入っていました)サービスダッシュも混ぜ込んで、隙を与えません。5-5。11ゲームのテニプリサーブも手が付けられません。最後は、得意のセカンドサービスエース(何ではじめからこれを打たないのだろう?といつも不思議なのですが...)で〆て、6-5。12ゲームのTravis君のサーブは先行するテニプリ、離れずくっついていくTravisという展開で、「いい加減にしないか!」たまには2本くらい続けて取れよ!と叫びだしたい気持ちを抑えながら、カメラでMovie Clipを撮っていました。何回目かのAdvantageでついにテニプリのBackhandのShort Crossにコート外に走り出されたTravis君が、放ったBackhandはNetのTapeがそれを捕らえました。このセットを7-5で制します。
第2セットに入っても出だしがピリッとしないテニプリ小僧。お約束の第1ゲームをBreakされますが、ここから4ゲームを連取して、4-1とします。Travis君も頑張って、サービスキープして4-2。なんか展開がさっきと似てきました。第7ゲーム、この記憶をShake Offするかのように、強烈なサーブを並べたテニプリが、これをKeepして、5-2としたことで、大きな流れが決まりました。あきらめないTravis君も次のサーブをKeepして5-3としますが、サービス側のテニプリがつかんだMatch Point。最初のPointはBig Serveを狙って、セカンドサーブからのRallyを惜しくも失い、40-30。ここから今日の最初のGameで見せたChange up Serveを繰り出したテニプリ、Backhand両手打ちのTravis君は、Match Pointに早いサーブを打ってこないことに驚くとともに、体が泳いでしまって、CrossのReturnはサイドに切れました。テニプリの勝利。15歳として、初めてのTournamentでの勝利となりました。ConsolationのBest 8に進出です。
さあ、これからあと2試合だ!テニプリ頑張るぞ!
立ち上がりの悪いテニプリ小僧です。最近の現象なのですが、克服したはずのDFから見事にスタートすることが多くなりました。「わざとやっているのか?」と訊くと、「わざとじゃないけど、まあ、勝っているからいいじゃん」とはあっけらかんとしたものです。この試合も最近のTrendを踏襲して、見事なDFスタート。二本目もUnforced Errorで、三本目のBackhandがNetの下のほうに突き刺さった時は、さすがに、このあとサービスエース2本を含む8連続Pointをするとは思えませんでした。0-40からの4本目は、Travis君のMissでしたが、それ以外は、15-40から2連続のサービスエース。Winnerと続いて、最後のPointはタイミングをはずすChange Up ServeがTravis君のBackhandを襲い(「遅い」が正しいのでしょうか?)体が泳いでしまったTravis君のReturnはサイドラインを割ります。Updownの激しい出足でしたが、まずはサービスをKeepしました。1-0です。
Travis君のサーブは、伸びのあるFlat系のサーブです。圧倒的な力というわけではないですが、ファーストサーブには威力があります。今日のTravis君、昨日の第5シードのVincent君との試合でさえていた1stの確率が上がりません。40%くらいでしょうか?DFは1個くらいしかありませんでしたので(結構大事な場面でこれが出ました)、セカンドサーブでは冒険しない(テニプリのようにセカンドでエースを狙いに行くなどということが無いことが、統計的にもわかります)ようです。第2ゲームは、先ほどの8連続Pointの残りの3Pointで0-40と相手を追い込みます。後でテニプリが言っていましたが、「Traちゃんのサーブは、パパのサーブに似ていた」そうで、Flat系で伸びてくるBallに素直にラケット面を合わせて、深いReturnを繰り出していました。2本挽回されて食い下がるTravis君のサーブを長いRallyをものにしたテニプリがBreakしました。2-0です。
最近のテニプリ、何も良いところが無くても、サーブだけは良いということが多く、今日も、得意のセカンドエースを4-5発繰り出し、サービスエースを連発という場面も結構ありました。「サーブがあるから何とかなる」という気持ちで行ったらダメだ!!!と、口をすっぱくして言っているのですが、この油断がBreakにつながります。今日の4-1からのサーブはこれの典型でした。2つ目のサーブもKeepして、最初の3ゲームを上出来の3-0で乗り切り、Travis君も意地のサービスキープで3-1、お互い譲らず4-2となった第7ゲーム、テニプリの心の隙に、「サービスゲームは大丈夫!」の緩みが生まれます。最初の2本を軽率なUnforced Errorsで失い、0-30。ここで強烈なOutwideへのサーブから、Open CourtへのForehand Aceで15-30とすると、顔に少し余裕が出てきます「これで大丈夫!」、Rallyが長引いた4Point目を苦労してものして追いつた矢先、30-allからのRallyで軽率なMissが再び。これが響いて、このゲームを落とします。4-3。3-0から4-3をまだLeadしていると考える余裕はテニプリには残っていませんでした。あっという間に4-4へ。第9ゲームは、テニプリがそんないやな気分を振り払うように、強烈なサービスを繰り出して、二つのReturn Miss(と呼ぶにはTravis君にかわいそうな好サーブ)で30-0。その後もしっかりと〆て、15でこのゲームを取り、5-4。Travis君の好サーブ(この頃は、一番Firstが入っていました)サービスダッシュも混ぜ込んで、隙を与えません。5-5。11ゲームのテニプリサーブも手が付けられません。最後は、得意のセカンドサービスエース(何ではじめからこれを打たないのだろう?といつも不思議なのですが...)で〆て、6-5。12ゲームのTravis君のサーブは先行するテニプリ、離れずくっついていくTravisという展開で、「いい加減にしないか!」たまには2本くらい続けて取れよ!と叫びだしたい気持ちを抑えながら、カメラでMovie Clipを撮っていました。何回目かのAdvantageでついにテニプリのBackhandのShort Crossにコート外に走り出されたTravis君が、放ったBackhandはNetのTapeがそれを捕らえました。このセットを7-5で制します。
第2セットに入っても出だしがピリッとしないテニプリ小僧。お約束の第1ゲームをBreakされますが、ここから4ゲームを連取して、4-1とします。Travis君も頑張って、サービスキープして4-2。なんか展開がさっきと似てきました。第7ゲーム、この記憶をShake Offするかのように、強烈なサーブを並べたテニプリが、これをKeepして、5-2としたことで、大きな流れが決まりました。あきらめないTravis君も次のサーブをKeepして5-3としますが、サービス側のテニプリがつかんだMatch Point。最初のPointはBig Serveを狙って、セカンドサーブからのRallyを惜しくも失い、40-30。ここから今日の最初のGameで見せたChange up Serveを繰り出したテニプリ、Backhand両手打ちのTravis君は、Match Pointに早いサーブを打ってこないことに驚くとともに、体が泳いでしまって、CrossのReturnはサイドに切れました。テニプリの勝利。15歳として、初めてのTournamentでの勝利となりました。ConsolationのBest 8に進出です。
さあ、これからあと2試合だ!テニプリ頑張るぞ!
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