2008年03月04日
いよいよFinal Set! Challenger 16 最終日
Final Set!です。
A君のサーブでスタートです。10分間のBreak中、一つ約束してもらったのは、「最初から飛ばしていくこと!」ともかく、最初の一ポイントも気を抜かないで、気迫で圧倒すること!と約束させました。作戦面の若干の修正を入れたのはもちろんですが、ともかく気合で行くこと。最初の3ゲームは、初めて、テニプリの2-1Leadで最初のSide Change Breakとなりました。
第4ゲームは、テニプリのサーブです。Deuceにもつれ込みますが、ここも何とか、気迫で、Keep。ここで、テニプリ、なにやら足元を気にしています。Shoe Laceを切ってしまったようで、スペアを私に持ってきてくれるように頼むのですが、車をさがしてもありません。先に終わった準決勝のもう一試合の主審を勤められていたUmpireの方が、中古ですが、スペアを持っていらして、下さいました。色なんて気にしている場合ではありません。Shoe Laceの交換で、5分ほど掛かって、さあ、試合再開です。
第5ゲームはAくんのサーブです。RT Mが二本出たテニプリ、簡単にこのGameを進呈してしまいます。3-2。
第6ゲームは、テニプリの久々の頭脳Playで、LoveでこれをKeep。緩急を極度につけた作戦勝ちでした。4-2
第7ゲームは、Aくんも意地を出して食い下がるGameになりますが、テニプリが圧倒します。このGameをLoveでBreakして、5-2。父の心の叫びは、もちろん、「油断するな!さっきも5-2だったのだぞ、テニプリ小僧!」でした。
第8ゲーム、A君のUFEで15-0、Tの久々のDFで、15-15、30-15からテニプリの奇策、UnderhandサーブからのNet Dashは、惜しくも失敗。最後は二つ目のDFでこのサーブを落とします。5-3。
第9ゲーム、最初のMatch Pointはテニプリの手に、これを思いっきり攻めたテニプリですが、逃して、AくんのこのサービスをKeepし、5-4。
いやな予感が、テニプリを襲っている頃でしょう。「吹っ切れろ!、テニプリ小僧!」
運命の第10ゲーム。最初のPointはTのUFE, TがSmashを決め、A君のUFEで30-15、TのUFEで30-30、AくんのUFEで3つ目のMatch Pointを迎えます。40-30、ここで、SpinサーブでNet Dashを試みるテニプリ、Backhand ReturnをA君は丁寧にテニプリの足元へ沈め、テニプリの1stVolleyはフレームに当たって、ふわり、ポトリとネット際へ。猛然とDashして、やっと返す、Aくん。待ち受けるテニプリが、Forehandで慎重にVolley Lobを上げて、もう戻る力のなくなったAくんが、それでも最後の望みを託して全身をばねにして飛びついたラケットの先をかすめるように緩やかなカーブを描いたBallは、サービスラインとベースラインの真ん中に落ちました。
死力を尽くして戦ったAくんとテニプリ。3時間にも及ぶこの試合後、涙ぐんでいたAくんですが、5分後には、両家族で昼ごはんを一緒に食べていました。試合が終われば、いつもの仲良しの二人に戻ります。
決勝の相手は、1時間半以上先に終わった、Danielくん、またまたベトナム系アメリカ人との戦いです。
最後の試合、ガンバレ、テニプリ小僧!
A君のサーブでスタートです。10分間のBreak中、一つ約束してもらったのは、「最初から飛ばしていくこと!」ともかく、最初の一ポイントも気を抜かないで、気迫で圧倒すること!と約束させました。作戦面の若干の修正を入れたのはもちろんですが、ともかく気合で行くこと。最初の3ゲームは、初めて、テニプリの2-1Leadで最初のSide Change Breakとなりました。
第4ゲームは、テニプリのサーブです。Deuceにもつれ込みますが、ここも何とか、気迫で、Keep。ここで、テニプリ、なにやら足元を気にしています。Shoe Laceを切ってしまったようで、スペアを私に持ってきてくれるように頼むのですが、車をさがしてもありません。先に終わった準決勝のもう一試合の主審を勤められていたUmpireの方が、中古ですが、スペアを持っていらして、下さいました。色なんて気にしている場合ではありません。Shoe Laceの交換で、5分ほど掛かって、さあ、試合再開です。
第5ゲームはAくんのサーブです。RT Mが二本出たテニプリ、簡単にこのGameを進呈してしまいます。3-2。
第6ゲームは、テニプリの久々の頭脳Playで、LoveでこれをKeep。緩急を極度につけた作戦勝ちでした。4-2
第7ゲームは、Aくんも意地を出して食い下がるGameになりますが、テニプリが圧倒します。このGameをLoveでBreakして、5-2。父の心の叫びは、もちろん、「油断するな!さっきも5-2だったのだぞ、テニプリ小僧!」でした。
第8ゲーム、A君のUFEで15-0、Tの久々のDFで、15-15、30-15からテニプリの奇策、UnderhandサーブからのNet Dashは、惜しくも失敗。最後は二つ目のDFでこのサーブを落とします。5-3。
第9ゲーム、最初のMatch Pointはテニプリの手に、これを思いっきり攻めたテニプリですが、逃して、AくんのこのサービスをKeepし、5-4。
いやな予感が、テニプリを襲っている頃でしょう。「吹っ切れろ!、テニプリ小僧!」
運命の第10ゲーム。最初のPointはTのUFE, TがSmashを決め、A君のUFEで30-15、TのUFEで30-30、AくんのUFEで3つ目のMatch Pointを迎えます。40-30、ここで、SpinサーブでNet Dashを試みるテニプリ、Backhand ReturnをA君は丁寧にテニプリの足元へ沈め、テニプリの1stVolleyはフレームに当たって、ふわり、ポトリとネット際へ。猛然とDashして、やっと返す、Aくん。待ち受けるテニプリが、Forehandで慎重にVolley Lobを上げて、もう戻る力のなくなったAくんが、それでも最後の望みを託して全身をばねにして飛びついたラケットの先をかすめるように緩やかなカーブを描いたBallは、サービスラインとベースラインの真ん中に落ちました。
死力を尽くして戦ったAくんとテニプリ。3時間にも及ぶこの試合後、涙ぐんでいたAくんですが、5分後には、両家族で昼ごはんを一緒に食べていました。試合が終われば、いつもの仲良しの二人に戻ります。
決勝の相手は、1時間半以上先に終わった、Danielくん、またまたベトナム系アメリカ人との戦いです。
最後の試合、ガンバレ、テニプリ小僧!
2008年03月04日
妙な自信
Tie-Breakerになってしまっても、残念という表情がないテニプリ。妙な自信を持っているように見えます。あとでその理由を説明してくれたテニプリですが、私は、あきれました。
まあ、Tie-Breakerの様子をまずお伝えします。*印がテニプリ小僧サービスゲームです。
*1-0、珍しくNetに詰めるAくん、テニプリForehandのCrossコートPassingがさえます。
2-0、A君のDTLわずかにOUT
2-1、AくんのDTL今度は決まって
*3-1、テニプリのSmashWinner。
*3-2、テニプリのLobわずかにOUT
3-3、テニプリのReturnわずかにOut
Evenで最初のSide Changeを迎えます。
4-3、テニプリのリターン・ミスがDrop Shotに、Aくん拾えず。
*5-3、AくんUFE
*6-3、Centerへの弾丸Service Ace byテニプリ
6-4、テニプリRT M
6-5、AくんForehand Winner
*7-5 テニプリ渾身のファーストサーブは、Good Serve!そのまま、Netに詰めるテニプリを意識したのか、Aくんのリターンは、Netに吸い込まれました。
第2セットはテニプリへ。
さて、あとで、
父「やけに落ちついていたじゃん、Tie-Breakerになった時」
テニプリ「今回、Tie-Break一つも落としていないジャン」
父「今日は、サービスKeepにこんなに苦労して居たんだぜ」
テニプリ「まあねぇ~!」なんとも単純というか?大胆というか?理解不能のテニプリでした。
さあ、準決勝と決勝、それに3位決定戦は、すべて、Ful 3 Setsで戦われます。10分休憩ですので、作戦会議をすべく、コートの方に私も向かいました。ここまで25ゲーム(Tie-Breakerを含めて)を戦っています。試合時間も既に2時間を越えていますが、テニプリは元気いっぱいです。
さあ、後にも先にももう1セットだ。ガンバレ、テニプリ小僧!
まあ、Tie-Breakerの様子をまずお伝えします。*印がテニプリ小僧サービスゲームです。
*1-0、珍しくNetに詰めるAくん、テニプリForehandのCrossコートPassingがさえます。
2-0、A君のDTLわずかにOUT
2-1、AくんのDTL今度は決まって
*3-1、テニプリのSmashWinner。
*3-2、テニプリのLobわずかにOUT
3-3、テニプリのReturnわずかにOut
Evenで最初のSide Changeを迎えます。
4-3、テニプリのリターン・ミスがDrop Shotに、Aくん拾えず。
*5-3、AくんUFE
*6-3、Centerへの弾丸Service Ace byテニプリ
6-4、テニプリRT M
6-5、AくんForehand Winner
*7-5 テニプリ渾身のファーストサーブは、Good Serve!そのまま、Netに詰めるテニプリを意識したのか、Aくんのリターンは、Netに吸い込まれました。
第2セットはテニプリへ。
さて、あとで、
父「やけに落ちついていたじゃん、Tie-Breakerになった時」
テニプリ「今回、Tie-Break一つも落としていないジャン」
父「今日は、サービスKeepにこんなに苦労して居たんだぜ」
テニプリ「まあねぇ~!」なんとも単純というか?大胆というか?理解不能のテニプリでした。
さあ、準決勝と決勝、それに3位決定戦は、すべて、Ful 3 Setsで戦われます。10分休憩ですので、作戦会議をすべく、コートの方に私も向かいました。ここまで25ゲーム(Tie-Breakerを含めて)を戦っています。試合時間も既に2時間を越えていますが、テニプリは元気いっぱいです。
さあ、後にも先にももう1セットだ。ガンバレ、テニプリ小僧!
2008年03月04日
もう胃が痛いよ、テニプリ小僧!
テニプリもそんなに悪くないのですが、AくんのDeterminationというか、ミスしないという執念が勝っています。第2セットのカギは、テニプリがAくんにミスをForceさせることができるかどうかでしょう。テニプリサーブでスタートした第2セット。すさまじいRallyの末、ゲームカウントをつけたのはAくんでした。0-1。
第2ゲーム、Aくんも苦労の末、サーブをKeepして0-2。テニプリもいい形を数多く作ったのですが、一歩及ばずでした。
ゆるいサーブがなくなってきたぞ、テニプリ。とおもったら、第3ゲームは、ゆるいサーブを織り交ぜて、このゲームをKeepして、1-2。Nice Going!テニプリ小僧。
正確なDown-the-LineがAくんの持ち味ですが、これにテニプリ苦しめられます。
第4ゲームは、その正確なDown-the-Lineに出来た、わずかなほころびを、テニプリが付け込んで、AくんのサーブをBreakしました。2-2のTieです。
このゲームをKeepして逆転したいテニプリ、そうはさせないと踏ん張るAくん。少し、気合が入りすぎのテニプリ、また、すこし一本調子になっています。このゲームを残念ながら落としてしまいます。2-3。
Aくんこのあたりから、逆を突くBallを多用し始めています。テニプリ、揺さぶりに、足腰に来ている感じです。細かいコントロールが失われております。2-4。
第7ゲームは、テニプリ、根性のKeep。3-4とします。
第8ゲーム、0-40のBig Chanceを生かして、4-4。
さあ、セットの詰めを迎えます。
第9ゲーム、テニプリはDrop Shotを織り交ぜた、うまいPlayを展開。このゲームをKeepして、このセット初めてLeadします。5-4。
A君も意地でここをKeep。5-5とします。
第11ゲーム、テニプリのSuper 1st Volleyが飛び出して、サービスKeep。鋭くDTLをえぐられたテニプリが、横っ飛びで飛びついたLow Volleyが、相手のコートのサービスBox内に、好アングルで突き刺さりました。6-5。
第12ゲーム、息づまるRallyの応酬、5回のDeuceを耐えしのいだのは、A君でした。6-6。またもやTie-Breakerです。
胸が詰まるような、痛いような思いがしていた、テニプリ父ですが、もうこの頃は、胃が痛くなってきました。テニプリ、いい加減にしてくれ!!!
第2ゲーム、Aくんも苦労の末、サーブをKeepして0-2。テニプリもいい形を数多く作ったのですが、一歩及ばずでした。
ゆるいサーブがなくなってきたぞ、テニプリ。とおもったら、第3ゲームは、ゆるいサーブを織り交ぜて、このゲームをKeepして、1-2。Nice Going!テニプリ小僧。
正確なDown-the-LineがAくんの持ち味ですが、これにテニプリ苦しめられます。
第4ゲームは、その正確なDown-the-Lineに出来た、わずかなほころびを、テニプリが付け込んで、AくんのサーブをBreakしました。2-2のTieです。
このゲームをKeepして逆転したいテニプリ、そうはさせないと踏ん張るAくん。少し、気合が入りすぎのテニプリ、また、すこし一本調子になっています。このゲームを残念ながら落としてしまいます。2-3。
Aくんこのあたりから、逆を突くBallを多用し始めています。テニプリ、揺さぶりに、足腰に来ている感じです。細かいコントロールが失われております。2-4。
第7ゲームは、テニプリ、根性のKeep。3-4とします。
第8ゲーム、0-40のBig Chanceを生かして、4-4。
さあ、セットの詰めを迎えます。
第9ゲーム、テニプリはDrop Shotを織り交ぜた、うまいPlayを展開。このゲームをKeepして、このセット初めてLeadします。5-4。
A君も意地でここをKeep。5-5とします。
第11ゲーム、テニプリのSuper 1st Volleyが飛び出して、サービスKeep。鋭くDTLをえぐられたテニプリが、横っ飛びで飛びついたLow Volleyが、相手のコートのサービスBox内に、好アングルで突き刺さりました。6-5。
第12ゲーム、息づまるRallyの応酬、5回のDeuceを耐えしのいだのは、A君でした。6-6。またもやTie-Breakerです。
胸が詰まるような、痛いような思いがしていた、テニプリ父ですが、もうこの頃は、胃が痛くなってきました。テニプリ、いい加減にしてくれ!!!
2008年03月04日
潮目を読め!テニプリ小僧!Challenger 16 準決勝
Andrew君は8歳以下からテニスに集中しているテニスキッズです。もともとテニプリが倒したくて目標にしていた選手で、安定したStrokeが武器です。最初の2-3回の対戦は、簡単に負けた歴史があります。体も大きくなり、先日テニプリが出なかったSectionのChallengerでは準優勝をしています。去年はFloridaのChris Evert Tennis Academyにテニス留学。今はHome Schoolで毎日、朝7時半から1時間半Private Lessonに、午後には、練習相手を探して、あちこちに出稽古に出かける生活をこの半年以上続けています。第7シードから、この準決勝に駒を進めました。テニプリには最近、3連敗中。久々の対戦です。Chris Evertの効果と、Home Schoolの効果で、テニプリを倒したいと気合が入っています。
今朝、テニプリとDaniel君がWarm Upする約束をしていましたし、もう一人のBest 4 Player、Joe Dくんは、コーチが帯同して来ていますので、Aくんは、Warm Upする相手が居なくなりました。そこで「対戦相手の父でも良いか?」とテニプリ父がご老体に鞭打ってコートに登場、我ながらAくんに良いWarm Upをさせすぎたと後で後悔する結果になりますが、ともかく先に進みましょう。
テニプリのサーブで試合開始です。
テニプリのサービスは良いのですが、しっかり後ろに張り付いているAくんには通じません。リターンを良いところに返されて、長いRallyになるとAくんに一日の長があります。15でこのゲームを落とします。0-1。
テニプリがここで前後の揺さぶりを入れてきます。15-allから、リターンミス2つ。なんでもないサーブなのですが。このゲームをAくんにKeepされます。
第3ゲームはテニプリのサーブ。緩急を付け始め、Aくんのリターンミスを誘います。Aくん相変わらず、コートの後ろ2メートルで構えています。Outwide、緩めの抜いたサーブ、サービスダッシュと織り交ぜ、このゲームをしっかりKeepして最初のChange Breakを迎えます。
第4ゲームは、Aくんのサーブ。珍しく3つのUFEを重ねたAくん、15-40とテニプリのBreak Chance。これをものにしたテニプリ、2-2と追いつきます。
第5ゲームはテニプリサーブ。好サーブが連続して30-0とLeadします。「3本目!!!」と心で叫ぶ、テニプリ父。そ知らぬ顔で、DFのテニプリ。「いい加減にしろ!!!」と心の中で叫んだのは、父でした。何とかこのサーブをKeepして、このゲーム初めてLeadします。
第6ゲームは、UFEとDFでLeadのテニプリ。Foreが好調のAくんのForehandのDeep Crossが決まって、15-30。しかし、また、Backにミスの出たAくん。最後は、テニプリ久々のリターンエースがDown-the-Lineに決まって、4-2とリードです。
第7ゲームは、テニプリサーブ。110マイルは十分出ていたBig Serveとゆるゆるのサーブ、外にKickするサーブを交ぜて、Loveゲームでこれを制し、5-2とCommanding Leadを取りました。
ここで安心するのが悪い癖のテニプリ小僧、ここは引き締めていけよ!と心に中で念じていると、お祈りが終わるまもなく、第8ゲームは、Aくんが意地で制して、5-3。テニプリの3つのUFEが15でAくんにKeepを許してしまいます。
第9ゲームは、テニプリのSloppyなミスが目立ち、サービスダウン。5-4で、Aくん息を吹き返します。テニプリの背中が見えました。
そうなると尻に火がついたテニプリ。ところが、大切な第10ゲーム、長いDeuceを制したのは、Aくん。5-5に追いつかれ、テニプリいやなムードです。振り払え!テニプリ。
思い切って攻めて、いやな気持ちを振り払おうとするテニプリ小僧。ところが、決め球がちょっとずつOutのテニプリ、0-40のピンチを迎えます。二本のWinnerを返して30-40とするも、短くなって叩いたDow-the-LineへのForeがちょっとOUTして、5-6とLeadを許してしまいます。
最初のPointを自分のUFE、次をWinnerとして15-15から、Aくんの2本のUFEで、15-40のBreak Chance。結局このゲーム4本のBreak Chanceがあったのですが、残念。4回のDeuceの末、Chanceをものに出来ずにこのゲームを落として、5-7でファーストセットを落としてしまいました。
テニプリの悪いところが見事にでたファーストセットでした。KY「空気が読めない」というのが、若者言葉であるようですが、テニプリはさしずめ、SY「潮目が読めない」、BA「相手がどのような対応策を使っているのか、その分析があまいところ」でしょうか? これが2ゲーム落として、5ゲーム連取して、5ゲーム連続で落とすというような、Roller CoasterのようなGameをしてしまう原因になっています。
まあ、仕方ない。悪いところは出し切ったぞ、次のセットを頑張るしかないぞ、テニプリ小僧!
今朝、テニプリとDaniel君がWarm Upする約束をしていましたし、もう一人のBest 4 Player、Joe Dくんは、コーチが帯同して来ていますので、Aくんは、Warm Upする相手が居なくなりました。そこで「対戦相手の父でも良いか?」とテニプリ父がご老体に鞭打ってコートに登場、我ながらAくんに良いWarm Upをさせすぎたと後で後悔する結果になりますが、ともかく先に進みましょう。
テニプリのサーブで試合開始です。
テニプリのサービスは良いのですが、しっかり後ろに張り付いているAくんには通じません。リターンを良いところに返されて、長いRallyになるとAくんに一日の長があります。15でこのゲームを落とします。0-1。
テニプリがここで前後の揺さぶりを入れてきます。15-allから、リターンミス2つ。なんでもないサーブなのですが。このゲームをAくんにKeepされます。
第3ゲームはテニプリのサーブ。緩急を付け始め、Aくんのリターンミスを誘います。Aくん相変わらず、コートの後ろ2メートルで構えています。Outwide、緩めの抜いたサーブ、サービスダッシュと織り交ぜ、このゲームをしっかりKeepして最初のChange Breakを迎えます。
第4ゲームは、Aくんのサーブ。珍しく3つのUFEを重ねたAくん、15-40とテニプリのBreak Chance。これをものにしたテニプリ、2-2と追いつきます。
第5ゲームはテニプリサーブ。好サーブが連続して30-0とLeadします。「3本目!!!」と心で叫ぶ、テニプリ父。そ知らぬ顔で、DFのテニプリ。「いい加減にしろ!!!」と心の中で叫んだのは、父でした。何とかこのサーブをKeepして、このゲーム初めてLeadします。
第6ゲームは、UFEとDFでLeadのテニプリ。Foreが好調のAくんのForehandのDeep Crossが決まって、15-30。しかし、また、Backにミスの出たAくん。最後は、テニプリ久々のリターンエースがDown-the-Lineに決まって、4-2とリードです。
第7ゲームは、テニプリサーブ。110マイルは十分出ていたBig Serveとゆるゆるのサーブ、外にKickするサーブを交ぜて、Loveゲームでこれを制し、5-2とCommanding Leadを取りました。
ここで安心するのが悪い癖のテニプリ小僧、ここは引き締めていけよ!と心に中で念じていると、お祈りが終わるまもなく、第8ゲームは、Aくんが意地で制して、5-3。テニプリの3つのUFEが15でAくんにKeepを許してしまいます。
第9ゲームは、テニプリのSloppyなミスが目立ち、サービスダウン。5-4で、Aくん息を吹き返します。テニプリの背中が見えました。
そうなると尻に火がついたテニプリ。ところが、大切な第10ゲーム、長いDeuceを制したのは、Aくん。5-5に追いつかれ、テニプリいやなムードです。振り払え!テニプリ。
思い切って攻めて、いやな気持ちを振り払おうとするテニプリ小僧。ところが、決め球がちょっとずつOutのテニプリ、0-40のピンチを迎えます。二本のWinnerを返して30-40とするも、短くなって叩いたDow-the-LineへのForeがちょっとOUTして、5-6とLeadを許してしまいます。
最初のPointを自分のUFE、次をWinnerとして15-15から、Aくんの2本のUFEで、15-40のBreak Chance。結局このゲーム4本のBreak Chanceがあったのですが、残念。4回のDeuceの末、Chanceをものに出来ずにこのゲームを落として、5-7でファーストセットを落としてしまいました。
テニプリの悪いところが見事にでたファーストセットでした。KY「空気が読めない」というのが、若者言葉であるようですが、テニプリはさしずめ、SY「潮目が読めない」、BA「相手がどのような対応策を使っているのか、その分析があまいところ」でしょうか? これが2ゲーム落として、5ゲーム連取して、5ゲーム連続で落とすというような、Roller CoasterのようなGameをしてしまう原因になっています。
まあ、仕方ない。悪いところは出し切ったぞ、次のセットを頑張るしかないぞ、テニプリ小僧!