2007年03月12日
インド人のお父さんコーチ
昨夜は テニス仲間中心に集まって インド人のRaoさんのサプライズ 50thバースデーpartyに行ってきまして とっても楽しい時を過ごしてきました。
このRaoさんの息子さんは うちのテニプリ小僧くんのダブルスパートナーで とっても仲良しです。彼は もう先月15歳になってしまったため 今は、特に14&underのNationalには いっしょに出場できないのですが ふたりのコンビネーションは なかなかなものです。彼らは 互いがインド人と日本人という組み合わせがすごく気に入っているようで ”やっぱし ダブルスは インド人や日本人だよなぁ~”とかなんとか言って 根拠もなく盛り上がっております。
このRaoさん...テニスは大学に入って始めたそうで しかも クラブに実績がない為 入ることができず ただひたすら壁打ち中心という練習でがんばり 最後には大学TOPになったという経歴の持ち主です。 実家は生活も大変だったそうで 大学へ行ったというのも Raoさんが最初...ものすごい出世頭なわけで 日本の京大にも留学し、とにかく努力に努力を重ねた方です。
しかも、自分には お子さんがふたりいるのですが それに加えて インドにいる自分の兄弟、そして今では 甥っ子、姪っ子の学費もサポートすべく 仕送りをずっと続けているという立派な方で そういう状況下にあるということもあって 息子のテニスは 一切プロにレッスン料など払わず 自らがコーチとなって ほぼ毎日球出しをして練習相手をしているのです。
うちのテニプリ小僧くんも 父親から習い 球出しもよくしてもらいますが 親子というのは 感情が先に出て うまくいかないことが多々あります。 でも Raoさんは そういった問題が全くないと言います。彼は子供が小さかった時には ひたすらラリーをし、 何回続けれたら ごほうびにいくらあげるぞと お金でやる気を引き出していたそうです。 ”犬だってクッキーなんかのtreatがあって 言うこと聞くだろ! あれと同じだよ。” なんて 笑って言っていました。 その時は ふ~ん、お金で釣るなんてなぁ...と 少々複雑して聞いていましたが 本人は 一生懸命にやるらしく そこから ミスをしない我慢強いテニスが身に付いたそうです。
今は さすがに パワーのテニスになってきましたので ひたすら球出しして 打ちまくらせているようです。トーナメント前には Raoさんのところまでは 我が家からほぼ1時間はかかるのですが うちのテニプリ小僧くんも練習に出かけたりしています。
高いお金を出し 有名なテニススクールに行くだけが すばらしいジュニアプレーヤーを育てれる条件ではないと 改めて感じました。 もちろん 世界を目指すとなれば どこかで次のステップを踏まなければならない時がくるでしょう。 その時は きっと Raoさんも 大喜びをして 息子を送り出すことでしょう。
うちのテニプリ小僧くんも 最近 少しは父親の有り難味がわかってきたようだし 父親も コーチであり父親である というところの兼ね合いがうまくなってきたようで 徐々にふたりの関係は良くなってきているように思います。 このまま 強い信頼関係が出来上がっていくのを 私も楽しみに見守りたいと思っています。
Raoさんと息子さんに出会えたのも テニスを始めてよかったなぁ~のひとつとなりました。いろいろな人を通して テニスを通して 良い人生勉強をしているんですよね。
改めて Raoさん 50歳のお誕生日おめでとうございます。
このRaoさんの息子さんは うちのテニプリ小僧くんのダブルスパートナーで とっても仲良しです。彼は もう先月15歳になってしまったため 今は、特に14&underのNationalには いっしょに出場できないのですが ふたりのコンビネーションは なかなかなものです。彼らは 互いがインド人と日本人という組み合わせがすごく気に入っているようで ”やっぱし ダブルスは インド人や日本人だよなぁ~”とかなんとか言って 根拠もなく盛り上がっております。
このRaoさん...テニスは大学に入って始めたそうで しかも クラブに実績がない為 入ることができず ただひたすら壁打ち中心という練習でがんばり 最後には大学TOPになったという経歴の持ち主です。 実家は生活も大変だったそうで 大学へ行ったというのも Raoさんが最初...ものすごい出世頭なわけで 日本の京大にも留学し、とにかく努力に努力を重ねた方です。
しかも、自分には お子さんがふたりいるのですが それに加えて インドにいる自分の兄弟、そして今では 甥っ子、姪っ子の学費もサポートすべく 仕送りをずっと続けているという立派な方で そういう状況下にあるということもあって 息子のテニスは 一切プロにレッスン料など払わず 自らがコーチとなって ほぼ毎日球出しをして練習相手をしているのです。
うちのテニプリ小僧くんも 父親から習い 球出しもよくしてもらいますが 親子というのは 感情が先に出て うまくいかないことが多々あります。 でも Raoさんは そういった問題が全くないと言います。彼は子供が小さかった時には ひたすらラリーをし、 何回続けれたら ごほうびにいくらあげるぞと お金でやる気を引き出していたそうです。 ”犬だってクッキーなんかのtreatがあって 言うこと聞くだろ! あれと同じだよ。” なんて 笑って言っていました。 その時は ふ~ん、お金で釣るなんてなぁ...と 少々複雑して聞いていましたが 本人は 一生懸命にやるらしく そこから ミスをしない我慢強いテニスが身に付いたそうです。
今は さすがに パワーのテニスになってきましたので ひたすら球出しして 打ちまくらせているようです。トーナメント前には Raoさんのところまでは 我が家からほぼ1時間はかかるのですが うちのテニプリ小僧くんも練習に出かけたりしています。
高いお金を出し 有名なテニススクールに行くだけが すばらしいジュニアプレーヤーを育てれる条件ではないと 改めて感じました。 もちろん 世界を目指すとなれば どこかで次のステップを踏まなければならない時がくるでしょう。 その時は きっと Raoさんも 大喜びをして 息子を送り出すことでしょう。
うちのテニプリ小僧くんも 最近 少しは父親の有り難味がわかってきたようだし 父親も コーチであり父親である というところの兼ね合いがうまくなってきたようで 徐々にふたりの関係は良くなってきているように思います。 このまま 強い信頼関係が出来上がっていくのを 私も楽しみに見守りたいと思っています。
Raoさんと息子さんに出会えたのも テニスを始めてよかったなぁ~のひとつとなりました。いろいろな人を通して テニスを通して 良い人生勉強をしているんですよね。
改めて Raoさん 50歳のお誕生日おめでとうございます。