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テニプリ小僧のアメリカテニス修行記 日本生まれ、アメリカ育ち、11歳でトーナメントテニスの世界にどっぷりはまり込み、12歳でSection No.1 Playerになり、14歳で全米30位代に上がってきたテニプリ大好き、Flashyな、ド派手なテニスを愛する15歳のテニス少年の「両親」のブログ。

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なぜアメリカ勢は全仏で勝てないのか。その4

Kanさんのコメントの「クレーコーター達は幼い頃から長いラリーに持ち込む耐久力を精神的にも肉体的にも鍛えている、ということです。これでは一気に勝負を仕掛けたいアメリカ勢が全仏でなかなか勝てないのも道理ではないかと思うのですが...」という点は、攻め急ぐアメリカ人という点を見事に言いえていると思います。ではなぜ、アメリカ人は攻め急ぐのか?実は、Juniorの成長の過程に問題の芽があるように思います。

アメリカのジュニアの中で、最悪の評判は「Pusher」と位置づけられることです。「Pushing」すなわち、粘り強くBallを拾って、拾って、拾って、チャンスボールを待つことが、Juniorの間で嫌われているのです。Juniors同士の会話に聞き耳を立てていると、「だれそれに負けたよ、この前。」「本当?でも、あいつはPusherだからなぁ~(「まあ気にするな、お前のほうが本当のテニスだ」という意味を含んでいます)」とか、仲間内でPusherの烙印を押されている選手に限って「Pusherは嫌いだ」とか「俺って、Pusherじゃないよね」とか発言して、仲間内の失笑を買うことが良くあります。第1セットを接戦で落とし、第2セットを団子(0-6)で失った選手に、第2セットどうしたの?と訊ねると、「相手がPushingし始めた」とのこと、こちらも「まあ気にするな、Pusherには未来はないよ」などと応じざるを得ません。「Pusher」だけにはなりたくないと皆が思っていることが分かります。Juniorに試合を見に行っている(行かされている)親御さんにも、「Pusherの試合には見るべきものはない」、「つまらない」、「本当のテニスではない」という考えが蔓延しています。

Pushingの何がいけないのでしょうか?Clay CourtでPushing無しに勝つことは難しいという現実を理解すべきなのです。辛抱強くChanceを待って、成功率の高い攻撃をすることをPushingなどと卑下すべきではないのです。

ヒューイット v ガウディオ戦 Statsはこちら

ヒューイットの対ガウディオ戦を再び振り返ってみましょう。改めて申し上げますが、私はこの試合を見ていません。しかし、このStatsから見えてくるのは、アメリカ人勢に欠けている点です。前回申し上げた、First ServeのRiskを取って(確率を下げても、エースを取りにいく姿勢)、攻め続ける、まさに「エースを狙え」を心に刻んでPlayした姿がまず第一。そして、一つのセットもTie-Breakerに行かなかった割に3時間半という長い試合は、両者が長いRallyを繰り広げたことが分かります。アメリカ人勢の中でFull Setの頑張りを見せたSam Querreyは、Tie Breaker2つを含むFull Setを戦っても3時間以内で試合を終わらせています。総Point数も、ヒューイット戦が275ポイントだったのに対して、303ポイントと30ポイント近く多くPlayしているのにです。何でも返すは、テニスの基本動作です。「Pushing万歳!」頑張れHewitt!

ヒューイット対ナダール、もうすぐです。

なぜアメリカ勢は全仏で勝てないのか。その3

なぜアメリカ勢は全仏で勝てないのか。その2

なぜアメリカ勢は全仏で勝てないのか。その1
日記 | 投稿者 kaido-no1fan 01:42 | コメント(0)| トラックバック(0)
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