2007年08月07日
速報!USTA Super National Boys 14 2日目ーその4
さあ、Final Setです。2ゲーム遅くなりましたが、希望通り自分のサーブでセットを始めることになったテニプリ小僧、今日、実に効果を発揮している、センター、Body、Outwideのサーブの打ち分けが、このゲームでも効果的でした。ちょっと残念だったのは、15-0からの2ポイント目、相手のBackhandにKick Serveを打って、サービスダッシュをしたことです。Vikram君はあわてず騒がず、狙い済まして返したBallは、テニプリの足元を抜けていきました。3セット目に入る前に、10分の休憩が取れますが、このとき、テニプリ小僧に言った「Ballを返しまくれ、相手を苦しめろ」「ふらふらと前に出るな。出るときは決めるとき!」を見事に守っていなかったので、大きな声で「カモーン、テニプリ小僧」と声を掛けました。小僧も、「はっ」と我に返ったのか、あとの3ポイントをきっちりとって、良いスタートを切りました。
1-0からまた、2-1からのVikram君のサービスゲームは、白熱のRallyが続きます。テニプリ小僧がReturn Missがほとんどなくて、「Put a ball in play」に徹しているからです。このころから、「第3シードが危ない」というよりも有名な「Vikramが負けそう」という声があちこちに伝わって、ギャラリーは50人くらいに膨らんできています。
この反対側にも、後ろにも観客が居ます。
テニプリはこうなると俄然気合が入るタイプ。極めつけは、4-2からのテニプリ小僧のサービスゲーム、10数回のDeuceを繰り返す大熱戦を繰り広げました。テニプリもVikram君もものすごいSuper Shotを連発するかと思いきや、なんじゃいな?のミスも繰り広げて、2本連取の難しさを痛感したGameでした。いつもならここでテニプリ小僧は、崩れてしまうことが多い(特に上位シードに対しては)のですが、今日のテニプリは違っていました。このゲームをついにもぎ取って、5-2としたテニプリ小僧、ここでWrap Upすべく、気合を入れて、8ゲーム目に臨みます。こうした場合、気合の入りすぎから、空回りし始めるのですが、今日は落着いています。Vikram君が皮一枚踏ん張り、5-3とされても落ち着きは変わりませんでした。
さあ、テニプリ小僧のサーブです。最初のPointを着実に取り、15-0。次のPointを挽回され15オール。大事な3ポイント目をきっちりとものにして、30-15。すべてエースか、それに近い高品質のテニスでした。4Point目は、Firstが入らず、Secondを叩きに来たVikram君のReturnがわずかにSide outして、テニプリ小僧に2ポイントのMatch Pointsがやってきました。さあ、Deuce Courtからのテニプリの小僧のサービスです。間違いなくやるだろうな!と思っていたFirst Serve、110マイル(175キロ)のサービスは、相手のForehandのちょうどPocket にHitし、予想外に鋭いReturnが帰ってきて戸惑うテニプリ、Rallyの主導権を奪われて、このPointを落とします。「カモーン、テニプリ小僧!!」と父も母も声を掛け、我に返ったのか、Firstをゆっくりとしっかり入れて、Rallyの主導権を握ったテニプリ。テニプリの逆クロスに放ったForehandが、Vikram君をBackhandのコーナーに追い詰めます。Vikram君が必死に追いついて放ったスライスが、Netに吸い込まれ、自分のコートに沈んで、テニプリ小僧に、初めて、全米Top10の選手を破った瞬間が訪れました。Vikramを応援していた観衆も、LocalのCoachたち(応援している私の邪魔をするかのように、いろいろ話しかけてきました)も、よく戦った両選手に惜しみない拍手を送っていました。昨日の相手、Jacob君は、明日からコンソレーションですので、今日は試合がなかったのですが、テニプリ小僧を一生懸命応援してくれていました。
テニプリ小僧、よく頑張ったね。おめでとう!
1-0からまた、2-1からのVikram君のサービスゲームは、白熱のRallyが続きます。テニプリ小僧がReturn Missがほとんどなくて、「Put a ball in play」に徹しているからです。このころから、「第3シードが危ない」というよりも有名な「Vikramが負けそう」という声があちこちに伝わって、ギャラリーは50人くらいに膨らんできています。
この反対側にも、後ろにも観客が居ます。
テニプリはこうなると俄然気合が入るタイプ。極めつけは、4-2からのテニプリ小僧のサービスゲーム、10数回のDeuceを繰り返す大熱戦を繰り広げました。テニプリもVikram君もものすごいSuper Shotを連発するかと思いきや、なんじゃいな?のミスも繰り広げて、2本連取の難しさを痛感したGameでした。いつもならここでテニプリ小僧は、崩れてしまうことが多い(特に上位シードに対しては)のですが、今日のテニプリは違っていました。このゲームをついにもぎ取って、5-2としたテニプリ小僧、ここでWrap Upすべく、気合を入れて、8ゲーム目に臨みます。こうした場合、気合の入りすぎから、空回りし始めるのですが、今日は落着いています。Vikram君が皮一枚踏ん張り、5-3とされても落ち着きは変わりませんでした。
さあ、テニプリ小僧のサーブです。最初のPointを着実に取り、15-0。次のPointを挽回され15オール。大事な3ポイント目をきっちりとものにして、30-15。すべてエースか、それに近い高品質のテニスでした。4Point目は、Firstが入らず、Secondを叩きに来たVikram君のReturnがわずかにSide outして、テニプリ小僧に2ポイントのMatch Pointsがやってきました。さあ、Deuce Courtからのテニプリの小僧のサービスです。間違いなくやるだろうな!と思っていたFirst Serve、110マイル(175キロ)のサービスは、相手のForehandのちょうどPocket にHitし、予想外に鋭いReturnが帰ってきて戸惑うテニプリ、Rallyの主導権を奪われて、このPointを落とします。「カモーン、テニプリ小僧!!」と父も母も声を掛け、我に返ったのか、Firstをゆっくりとしっかり入れて、Rallyの主導権を握ったテニプリ。テニプリの逆クロスに放ったForehandが、Vikram君をBackhandのコーナーに追い詰めます。Vikram君が必死に追いついて放ったスライスが、Netに吸い込まれ、自分のコートに沈んで、テニプリ小僧に、初めて、全米Top10の選手を破った瞬間が訪れました。Vikramを応援していた観衆も、LocalのCoachたち(応援している私の邪魔をするかのように、いろいろ話しかけてきました)も、よく戦った両選手に惜しみない拍手を送っていました。昨日の相手、Jacob君は、明日からコンソレーションですので、今日は試合がなかったのですが、テニプリ小僧を一生懸命応援してくれていました。
テニプリ小僧、よく頑張ったね。おめでとう!
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