2007年08月07日
USTA Super National Boys 14 2日目 Doubles3回戦
昨日、シングルス第一シードの組を破ったテニプリとAntonの組、今日の相手は、Doublesの第3シードとの対戦です。
今朝のsinglesで二人ともFull Setを戦ったテニプリとAnton、Doublesのころには、特にAnton君に疲れの色が見えます。
4時過ぎに私も15分ほど打ちましたが、95度、湿度80%では、しばらく動いていると、呼吸が困難になるほどきついです。
この中で、Full Setを戦っているテニプリたち、「"若さって"本当にいいですね」と水野晴郎風に言いたくなります、本当に。
Doublesは、二人の息がぴったりあった第3シードが、4個・3個でテニプリ・Anton組みを下しました。残念ですが、シングルスに二人とも集中する環境のためには却ってよかったかもしれません。
明日から、64人による、優勝争い、3回戦に入ります。頑張れ、テニプリ小僧!
今朝のsinglesで二人ともFull Setを戦ったテニプリとAnton、Doublesのころには、特にAnton君に疲れの色が見えます。
4時過ぎに私も15分ほど打ちましたが、95度、湿度80%では、しばらく動いていると、呼吸が困難になるほどきついです。
この中で、Full Setを戦っているテニプリたち、「"若さって"本当にいいですね」と水野晴郎風に言いたくなります、本当に。
Doublesは、二人の息がぴったりあった第3シードが、4個・3個でテニプリ・Anton組みを下しました。残念ですが、シングルスに二人とも集中する環境のためには却ってよかったかもしれません。
明日から、64人による、優勝争い、3回戦に入ります。頑張れ、テニプリ小僧!
2007年08月07日
速報!USTA SuperNational Boys 14 2日目ーその5
試合後、ほんとうにどれだけの人に、「あなたの息子は、良いPlayerだね!」「本当に良く勝ったね!」「Two Thumbs Up!だね」「すごい試合だったね」とお褒めの言葉を頂いたことでしょう。こんな日がたまにあるので、Tournamentママ、パパを止められなくなるのです。これまで、「残念だったね...」が一杯ありましたので、今日は本当に晴れ晴れした気分です。
さあ、仕事に戻らなければ...
誰かが働かないと...ですので。
さあ、仕事に戻らなければ...
誰かが働かないと...ですので。
2007年08月07日
速報!USTA Super National Boys 14 2日目ーその4
さあ、Final Setです。2ゲーム遅くなりましたが、希望通り自分のサーブでセットを始めることになったテニプリ小僧、今日、実に効果を発揮している、センター、Body、Outwideのサーブの打ち分けが、このゲームでも効果的でした。ちょっと残念だったのは、15-0からの2ポイント目、相手のBackhandにKick Serveを打って、サービスダッシュをしたことです。Vikram君はあわてず騒がず、狙い済まして返したBallは、テニプリの足元を抜けていきました。3セット目に入る前に、10分の休憩が取れますが、このとき、テニプリ小僧に言った「Ballを返しまくれ、相手を苦しめろ」「ふらふらと前に出るな。出るときは決めるとき!」を見事に守っていなかったので、大きな声で「カモーン、テニプリ小僧」と声を掛けました。小僧も、「はっ」と我に返ったのか、あとの3ポイントをきっちりとって、良いスタートを切りました。
1-0からまた、2-1からのVikram君のサービスゲームは、白熱のRallyが続きます。テニプリ小僧がReturn Missがほとんどなくて、「Put a ball in play」に徹しているからです。このころから、「第3シードが危ない」というよりも有名な「Vikramが負けそう」という声があちこちに伝わって、ギャラリーは50人くらいに膨らんできています。
この反対側にも、後ろにも観客が居ます。
テニプリはこうなると俄然気合が入るタイプ。極めつけは、4-2からのテニプリ小僧のサービスゲーム、10数回のDeuceを繰り返す大熱戦を繰り広げました。テニプリもVikram君もものすごいSuper Shotを連発するかと思いきや、なんじゃいな?のミスも繰り広げて、2本連取の難しさを痛感したGameでした。いつもならここでテニプリ小僧は、崩れてしまうことが多い(特に上位シードに対しては)のですが、今日のテニプリは違っていました。このゲームをついにもぎ取って、5-2としたテニプリ小僧、ここでWrap Upすべく、気合を入れて、8ゲーム目に臨みます。こうした場合、気合の入りすぎから、空回りし始めるのですが、今日は落着いています。Vikram君が皮一枚踏ん張り、5-3とされても落ち着きは変わりませんでした。
さあ、テニプリ小僧のサーブです。最初のPointを着実に取り、15-0。次のPointを挽回され15オール。大事な3ポイント目をきっちりとものにして、30-15。すべてエースか、それに近い高品質のテニスでした。4Point目は、Firstが入らず、Secondを叩きに来たVikram君のReturnがわずかにSide outして、テニプリ小僧に2ポイントのMatch Pointsがやってきました。さあ、Deuce Courtからのテニプリの小僧のサービスです。間違いなくやるだろうな!と思っていたFirst Serve、110マイル(175キロ)のサービスは、相手のForehandのちょうどPocket にHitし、予想外に鋭いReturnが帰ってきて戸惑うテニプリ、Rallyの主導権を奪われて、このPointを落とします。「カモーン、テニプリ小僧!!」と父も母も声を掛け、我に返ったのか、Firstをゆっくりとしっかり入れて、Rallyの主導権を握ったテニプリ。テニプリの逆クロスに放ったForehandが、Vikram君をBackhandのコーナーに追い詰めます。Vikram君が必死に追いついて放ったスライスが、Netに吸い込まれ、自分のコートに沈んで、テニプリ小僧に、初めて、全米Top10の選手を破った瞬間が訪れました。Vikramを応援していた観衆も、LocalのCoachたち(応援している私の邪魔をするかのように、いろいろ話しかけてきました)も、よく戦った両選手に惜しみない拍手を送っていました。昨日の相手、Jacob君は、明日からコンソレーションですので、今日は試合がなかったのですが、テニプリ小僧を一生懸命応援してくれていました。
テニプリ小僧、よく頑張ったね。おめでとう!
1-0からまた、2-1からのVikram君のサービスゲームは、白熱のRallyが続きます。テニプリ小僧がReturn Missがほとんどなくて、「Put a ball in play」に徹しているからです。このころから、「第3シードが危ない」というよりも有名な「Vikramが負けそう」という声があちこちに伝わって、ギャラリーは50人くらいに膨らんできています。
この反対側にも、後ろにも観客が居ます。
テニプリはこうなると俄然気合が入るタイプ。極めつけは、4-2からのテニプリ小僧のサービスゲーム、10数回のDeuceを繰り返す大熱戦を繰り広げました。テニプリもVikram君もものすごいSuper Shotを連発するかと思いきや、なんじゃいな?のミスも繰り広げて、2本連取の難しさを痛感したGameでした。いつもならここでテニプリ小僧は、崩れてしまうことが多い(特に上位シードに対しては)のですが、今日のテニプリは違っていました。このゲームをついにもぎ取って、5-2としたテニプリ小僧、ここでWrap Upすべく、気合を入れて、8ゲーム目に臨みます。こうした場合、気合の入りすぎから、空回りし始めるのですが、今日は落着いています。Vikram君が皮一枚踏ん張り、5-3とされても落ち着きは変わりませんでした。
さあ、テニプリ小僧のサーブです。最初のPointを着実に取り、15-0。次のPointを挽回され15オール。大事な3ポイント目をきっちりとものにして、30-15。すべてエースか、それに近い高品質のテニスでした。4Point目は、Firstが入らず、Secondを叩きに来たVikram君のReturnがわずかにSide outして、テニプリ小僧に2ポイントのMatch Pointsがやってきました。さあ、Deuce Courtからのテニプリの小僧のサービスです。間違いなくやるだろうな!と思っていたFirst Serve、110マイル(175キロ)のサービスは、相手のForehandのちょうどPocket にHitし、予想外に鋭いReturnが帰ってきて戸惑うテニプリ、Rallyの主導権を奪われて、このPointを落とします。「カモーン、テニプリ小僧!!」と父も母も声を掛け、我に返ったのか、Firstをゆっくりとしっかり入れて、Rallyの主導権を握ったテニプリ。テニプリの逆クロスに放ったForehandが、Vikram君をBackhandのコーナーに追い詰めます。Vikram君が必死に追いついて放ったスライスが、Netに吸い込まれ、自分のコートに沈んで、テニプリ小僧に、初めて、全米Top10の選手を破った瞬間が訪れました。Vikramを応援していた観衆も、LocalのCoachたち(応援している私の邪魔をするかのように、いろいろ話しかけてきました)も、よく戦った両選手に惜しみない拍手を送っていました。昨日の相手、Jacob君は、明日からコンソレーションですので、今日は試合がなかったのですが、テニプリ小僧を一生懸命応援してくれていました。
テニプリ小僧、よく頑張ったね。おめでとう!
2007年08月07日
速報!USTA Super National Boys 14 2日目ーその3
セカンド・セットが始まりました。相手のサービスゲーム。必死に食い下がるテニプリ小僧。必死さが、ミスの数に出て来ています。簡単なミスが影を潜め、しっかりと足を動かし、思い切って攻めるところは攻め、待つべきボールはしっかり待つ。これが出来ているときのテニプリ(あるいは誰でもそうでしょうが)は非常に強いのですが、相手もさすがに全米Top10です。白熱したRallyを制するのはVikram君という展開がこの最初のGameでも続きました。しかし、Ballの重さ、コース、スピードはテニプリ小僧も負けずに備えています。長いGameは結局Vikram君のものになりましたが、テニプリ小僧、第一セットの最後の2ゲームあたりから変わってきています。第2ゲーム、テニプリ小僧の圧倒的なサーブが、Vikram君のBackhandに、タイミングをずらした、Slice ServeがForeのOutwideへ、決まりだします。このゲームを取って、ここから、テニプリ・チャージが始まりました。
1-1から、相手のサーブをBreakすると、次のテニプリサーブも緩急とコースわけを使って、15でKeep。3-1。次のVikram君のサーブは、彼も必死ですし、テニプリも気合が入っています。しかし長いDeuceの末に、このGameを制したのは、テニプリ小僧でした。このゲームが本当に一つ目のKeyでした。これで4-1。サービス好調のテニプリ、これを簡単に取って、5-1。このころから、テニプリ小僧の顔に、「おい、おれ本当に第3シードからSet取るのか?」のような、表情が浮かんでいます。いやな予感です。5-1からのVikram君のサービスゲームで終わらせて、自分のサーブで次のセットを始めたいと思うのは、テニプリ父もテニプリ小僧も同じ気持ちでした(あとでわかったことですが)。
接戦でしたがあと一本がどうしても取れないテニプリ小僧、このゲームと続く自分のサーブを落としてしまいました。5-3。
Vikram君も緊張しているのか、First Serveが思うように入りません。Second Setの第9ゲームは、Secondを叩いて攻撃したテニプリ小僧がRallyの主導権を握って、30-40から、V君のミスを誘い、最後はV君のBallがNetに沈んで、Set Countを1-1としました。
1-1から、相手のサーブをBreakすると、次のテニプリサーブも緩急とコースわけを使って、15でKeep。3-1。次のVikram君のサーブは、彼も必死ですし、テニプリも気合が入っています。しかし長いDeuceの末に、このGameを制したのは、テニプリ小僧でした。このゲームが本当に一つ目のKeyでした。これで4-1。サービス好調のテニプリ、これを簡単に取って、5-1。このころから、テニプリ小僧の顔に、「おい、おれ本当に第3シードからSet取るのか?」のような、表情が浮かんでいます。いやな予感です。5-1からのVikram君のサービスゲームで終わらせて、自分のサーブで次のセットを始めたいと思うのは、テニプリ父もテニプリ小僧も同じ気持ちでした(あとでわかったことですが)。
接戦でしたがあと一本がどうしても取れないテニプリ小僧、このゲームと続く自分のサーブを落としてしまいました。5-3。
Vikram君も緊張しているのか、First Serveが思うように入りません。Second Setの第9ゲームは、Secondを叩いて攻撃したテニプリ小僧がRallyの主導権を握って、30-40から、V君のミスを誘い、最後はV君のBallがNetに沈んで、Set Countを1-1としました。
2007年08月07日
速報!USTA Super National Boys 14 2日目ーその2
試合開始です。Vikram君からのサーブで始まります。
Vikram君にサーブを簡単にKeepされ、テニプリは逆に最初のサービスゲームをDeuceから落としてしまいます。ここまで、Rallyをすべて相手に制され、取った3Pointは、すべてテニプリのNice Serve。Rallyすると全く歯が立ちません。3ゲーム目のVikram君のサービスゲーム、しっかり返して、長いRallyを段々と、少しずつものにするようになったテニプリ小僧、このゲームをBreakして、初めてのゲームを取ります。ここで落着いたかなと思った矢先、テニプリ小僧の4Un-forced Errors(UFEs)で簡単にサービスゲームを落として、1-3。3球目にミスすること2回、Doube Faults1回、少しRallyがあったものの、結局テニプリのミス。2分で1ゲームを献上してしまいました。
そのあとの2ゲームも落として1-5に。このあたりでは、テニプリに全く精彩がありません。3球目のミス。相手がNetに付けば、PassingはNetかOut。Firstが入らず、Secondを叩かれる。悪いPlayのオンパレードという感じです。このセットを2-6で落とします。
このときは、セカンドはすこし、もう少し、頑張ってくれよと、心の中で叫んでいました。
Vikram君にサーブを簡単にKeepされ、テニプリは逆に最初のサービスゲームをDeuceから落としてしまいます。ここまで、Rallyをすべて相手に制され、取った3Pointは、すべてテニプリのNice Serve。Rallyすると全く歯が立ちません。3ゲーム目のVikram君のサービスゲーム、しっかり返して、長いRallyを段々と、少しずつものにするようになったテニプリ小僧、このゲームをBreakして、初めてのゲームを取ります。ここで落着いたかなと思った矢先、テニプリ小僧の4Un-forced Errors(UFEs)で簡単にサービスゲームを落として、1-3。3球目にミスすること2回、Doube Faults1回、少しRallyがあったものの、結局テニプリのミス。2分で1ゲームを献上してしまいました。
そのあとの2ゲームも落として1-5に。このあたりでは、テニプリに全く精彩がありません。3球目のミス。相手がNetに付けば、PassingはNetかOut。Firstが入らず、Secondを叩かれる。悪いPlayのオンパレードという感じです。このセットを2-6で落とします。
このときは、セカンドはすこし、もう少し、頑張ってくれよと、心の中で叫んでいました。