2007年11月03日
涙なしでは語れないDouble Fault病克服法-その1
テニプリ小僧の父です。
St.Louisに来ています。
テニプリ小僧は明日の大事な一戦に備えて、床に就きましたので、お約束していたDouble Fault病(DF病)を何とか克服しつつあるテニプリ小僧のDF病克服の歴史をお話しましょう。
大分長くなりますので、その1、その2といくつかに分けてお話します。
今日はその1。どれだけ重症だったか?あまり思い出したくない歴史でもありますが、どうしてDF病にかかるかを理解するのは解決法の第一歩ですよね。何事もそうですが...
手元に2冊のノートがあります。ある試合を観戦中に、ふと、自分が大学時代、テニスサークル(大学では体育会ではなく、サークルでテニスのコーチ業に精を出していた口でした)で導入したScore Sheetを思い出しました。このオリジナルのScore Sheetは記入が結構大変なものでしたが、その中でテニプリが陥っている二つの病気、DF病とUnforced Errors病(UE病)の監視だけをする目的の表を作ることにしました。1試合をLetterサイズ(A4とほぼ同じ)のNotePadに記録していきます。克服法の第1は、一体病気はどこまで進んでいるのか?テニプリ小僧にも見せるか、あるいは、正確な数字を教えることで、本人の意識が高まります。
いくつかの効能をあげるとすれば、
1.Score Sheetに記入するという作業が出来ると、イライラしないで試合を見れるようになった。(裏返せば、DF病気がかなり進行していると、試合を見せられる人間、テニプリ母とテニプリ父のイライラはMaxに達します。ところがNoteに書き漏らしが無いように集中してMemoしますので、落着いて試合が見れるようになりました。)
2.「大事なPointでとか!」「あんなにDFしたら、そりゃ勝てないよ!」とか、試合の後に言われても、あまり意味の無いことは、このScore Sheetを始める前の1年間で、実証済みです。では、Note、とくにScore Sheetのような客観的な、無味乾燥な、数字だけを取り上げると、感情的にならずに済みます。
3.たくさんの数字、すなわちたくさんのGame Dataを集めることで、Magic Numberが浮き出てきます。これくらいのDFなら試合を壊さない、という線がわかってきたらめっけものです。
4.50ページのNote Pad2冊。すなわち、約100試合のDataを集めて、Excelで総計処理をしてみると、勝ち負けとDF数に関連が出てきます。実は、あとでわかったのですが、まあ、よく考えれば当然なのですが、対戦相手のDF数を把握することも結構重要です。
また、このようなScore Sheetをつけるマイナス面も多々あります。
1.めんどくさい。
2.試合観戦を純粋に楽しめない。
3.人が寄ってきて「何書いているのか?」と質問される。アメリカ人は「遠慮」という概念がありませんので。
4.会話をしていられない。誰かと話していると、どのようなPointであったか、1stが入ったのか、DFしたのか、わからなくなってしまう可能性が大です。
5.手にNote Padを握っていますので、拍手も出来ない。
ほかにもいろいろありますが、私がこれをはじめてから、Section内で同様のことをする人がちらほら出てきたのもなんだかうれしくなりました。しかし、その頃には、私はきっぱりとNote Padはやめました。所期の目的は達したと感じたからです。
今日のまとめです。DF病克服法その1は、1stサーブ率、2ndサーブ率、DF率、DF個数を把握して、100試合分くらいのDataを取り、それをじっくり検証する。DF病の進行度、重症度を測定するためです。テニプリが11歳のころ、1年間の記録を取りました。Sectionでも20位、Nationalなんて全くPlayしていなくて、Nationalで活躍していたDaniel君や、Anton君と話をしたと、喜んでいたうぶな頃でした。Noteをめくって行くと、ほとんどの試合で二桁のDFを犯して、相手に2ゲーム以上、UE数を足すと、4ゲーム以上分のPointを献上していたことが、わかります。こちらは3セットをPlayするのがほとんどですので、1セット分のPointをただで差し上げていた、そんな頃のテニプリ小僧が目に浮かびます。
St.Louisに来ています。
テニプリ小僧は明日の大事な一戦に備えて、床に就きましたので、お約束していたDouble Fault病(DF病)を何とか克服しつつあるテニプリ小僧のDF病克服の歴史をお話しましょう。
大分長くなりますので、その1、その2といくつかに分けてお話します。
今日はその1。どれだけ重症だったか?あまり思い出したくない歴史でもありますが、どうしてDF病にかかるかを理解するのは解決法の第一歩ですよね。何事もそうですが...
手元に2冊のノートがあります。ある試合を観戦中に、ふと、自分が大学時代、テニスサークル(大学では体育会ではなく、サークルでテニスのコーチ業に精を出していた口でした)で導入したScore Sheetを思い出しました。このオリジナルのScore Sheetは記入が結構大変なものでしたが、その中でテニプリが陥っている二つの病気、DF病とUnforced Errors病(UE病)の監視だけをする目的の表を作ることにしました。1試合をLetterサイズ(A4とほぼ同じ)のNotePadに記録していきます。克服法の第1は、一体病気はどこまで進んでいるのか?テニプリ小僧にも見せるか、あるいは、正確な数字を教えることで、本人の意識が高まります。
いくつかの効能をあげるとすれば、
1.Score Sheetに記入するという作業が出来ると、イライラしないで試合を見れるようになった。(裏返せば、DF病気がかなり進行していると、試合を見せられる人間、テニプリ母とテニプリ父のイライラはMaxに達します。ところがNoteに書き漏らしが無いように集中してMemoしますので、落着いて試合が見れるようになりました。)
2.「大事なPointでとか!」「あんなにDFしたら、そりゃ勝てないよ!」とか、試合の後に言われても、あまり意味の無いことは、このScore Sheetを始める前の1年間で、実証済みです。では、Note、とくにScore Sheetのような客観的な、無味乾燥な、数字だけを取り上げると、感情的にならずに済みます。
3.たくさんの数字、すなわちたくさんのGame Dataを集めることで、Magic Numberが浮き出てきます。これくらいのDFなら試合を壊さない、という線がわかってきたらめっけものです。
4.50ページのNote Pad2冊。すなわち、約100試合のDataを集めて、Excelで総計処理をしてみると、勝ち負けとDF数に関連が出てきます。実は、あとでわかったのですが、まあ、よく考えれば当然なのですが、対戦相手のDF数を把握することも結構重要です。
また、このようなScore Sheetをつけるマイナス面も多々あります。
1.めんどくさい。
2.試合観戦を純粋に楽しめない。
3.人が寄ってきて「何書いているのか?」と質問される。アメリカ人は「遠慮」という概念がありませんので。
4.会話をしていられない。誰かと話していると、どのようなPointであったか、1stが入ったのか、DFしたのか、わからなくなってしまう可能性が大です。
5.手にNote Padを握っていますので、拍手も出来ない。
ほかにもいろいろありますが、私がこれをはじめてから、Section内で同様のことをする人がちらほら出てきたのもなんだかうれしくなりました。しかし、その頃には、私はきっぱりとNote Padはやめました。所期の目的は達したと感じたからです。
今日のまとめです。DF病克服法その1は、1stサーブ率、2ndサーブ率、DF率、DF個数を把握して、100試合分くらいのDataを取り、それをじっくり検証する。DF病の進行度、重症度を測定するためです。テニプリが11歳のころ、1年間の記録を取りました。Sectionでも20位、Nationalなんて全くPlayしていなくて、Nationalで活躍していたDaniel君や、Anton君と話をしたと、喜んでいたうぶな頃でした。Noteをめくって行くと、ほとんどの試合で二桁のDFを犯して、相手に2ゲーム以上、UE数を足すと、4ゲーム以上分のPointを献上していたことが、わかります。こちらは3セットをPlayするのがほとんどですので、1セット分のPointをただで差し上げていた、そんな頃のテニプリ小僧が目に浮かびます。
まずはテニプリ小僧君、一回戦突破おめでとうございます!!!かなりハイレベルな今回の大会・・・読んでいて私達も手に汗握ってしまいますよ!(^O^ね~!皆さん!
そして、早速、DF克服法について、詳しく書いて下さってありがとうございます。
ノート2冊分の100試合もの記録・・・・・今のテニプリ小僧君がいるのは、本人の努力が一番でしょうけど、こういったお父様、お母様の支えに他ならない!と断言できますね。
お恥ずかしい話ですが、試合中、も~イライラして、見てられないと途中顔を覆ってしまってました。本人も苦しいだろう、一人でコートで頑張っているのに・・・本当に情けない母です!
私も気持ちを入れ替え、早速次の試合から記録をつけてみたいと思います。Note付けに集中して自分も落ち着いて観てあげられるようになりたいです・・・。さてそれはいつ・・・?(苦笑
引き続き、セントルイスからレポート待っております~~!頑張れ~!テニプリ小僧君!!
あの、お父様の「テニスやらせてて良かったよ~」って言葉が・・・また、ジーンと来てしまいました。(TOT
いつもありがとうございます。今、2日目の結果はご存知と思いますので、トーナメントについては十分反省しましたので触れませんが、今日・明日には、DFについての私どもの経験談をUpします。お楽しみに。