2007年11月06日
涙なしでは語れないDouble Fault病克服法-その2
では、一年間の記録で一体何がわかったのでしょうか?
テニスは相対的なスポーツです。相手が強ければ、自分がいくら頑張っても勝てません。砲丸投げや幅跳びのように自分自身が上手にやれば、記録を伸ばせる競技ではありませんし、チームスポーツのような協調や協力といった要素も重要ではありません。常に相手との戦いで、いうなれば、ラケットとBallを使って、RingならぬCourtのうえでBoxingしているようなところがあります。ですから、常に強打を繰り出している選手が必ず勝つのではなくて、120マイルのサーブを連発していても、うまくガードされ、切り返されれば、すなわち、うまくService Returnされれば、あっと言う間に形勢は逆転します。テニプリが12歳以下で完全に陥っていたDF病の病根は、Flashyなテニスを追及する彼のスタイルとともに、サービスエースを取る快感を覚えたために陥ったわなでした。
背が高いとは言っても、160センチほどの11歳児が、ガンガンとサービスエースを連発できるわけが無いのですが、Service Aceを「カイカン!」(by薬師丸ひろ子@セーラー服と機関銃)と感じるようになってしまい、一ゲームに何個エースを取れるかだけが興味であり、試合は、なんとなく勝てしまうという状況が10歳の後半戦起きました。このレベルで試合をしているうちは何も問題が無かったわけです。
ところが11歳になった2004年、RankingがやっとSection内で70位くらいでしたので、Championshipに出れることはまれで、Challengerが最高の舞台でしたが、Level 2のChallengerで一勝できれば御の字、Level 3の試合も優勝なんて程遠く、毎回Trophyをもらって帰っていたころが懐かしく、Level 4も5も良く出ていたころでした。どうしてChallengerとかLevel 3で勝てないのか?それを突き詰めていくためにこのScore Sheetを付け始めたのでした。
DFとUn Forced Errors(UFEあるいはUE)はテニスプレイヤーにとって永遠の課題です。あるレベルになるとDFはそれほどでもなくなるのでしょうが、いまだにUFEsはテニプリ小僧の大きな課題です。突然発病すると、制御不能になって、UFEを連発する。そして、まるで自己破壊するかのように自分のゲームを壊していく、UFE病も大変怖いのですが、まずは、DF病の話を続けましょう。
Score Sheetは、最初に相手の名前、Tournamentの名前、そして、Playした日付を上部欄外に入れました。Lineが始まるところから、2行ほどずつに横線を3本引きます。一つ目が1stServeが入った数、2ndが入った数、そして、最後の欄がDFです。正の字を書いて、数を勘定していきます。これをTotalして、サーブの総数、1stの確率、DFの数を計算するわけです。
Memoの残りは、ゲームの流れ、サーブの順番、ひとことNoteを書き込んでいきます。ゲームの流れは、1-0、1-1、2-1、3-1などのようにGame Scoreの変化。サービスの順番は、テニプリのサーブのところに丸Tとか目印をつけます。ここにUFEの数を書き込んでいきます。これともにAceの数も記すように、そして、後からは、Serveの情報の下に、UFE、Forced Errors、Aceの数を書く欄が出来るようになりました。
さて、記録を取り始めて、数ヶ月、ただの一回も、Service Aceの数がDFの数を上回ったことはなく、Aceの数がUFEsの数を上回ったことはなく、UFEsが本当に試合の趨勢を決める要素であること、平均DFが7回以上、最多で15回、相手が強くなればなるほど、DFが増えて、UFEが増えて、結局負けることを、なにも言わずに数字で突きつけたのでした。
テニスは相対的なスポーツです。相手が強ければ、自分がいくら頑張っても勝てません。砲丸投げや幅跳びのように自分自身が上手にやれば、記録を伸ばせる競技ではありませんし、チームスポーツのような協調や協力といった要素も重要ではありません。常に相手との戦いで、いうなれば、ラケットとBallを使って、RingならぬCourtのうえでBoxingしているようなところがあります。ですから、常に強打を繰り出している選手が必ず勝つのではなくて、120マイルのサーブを連発していても、うまくガードされ、切り返されれば、すなわち、うまくService Returnされれば、あっと言う間に形勢は逆転します。テニプリが12歳以下で完全に陥っていたDF病の病根は、Flashyなテニスを追及する彼のスタイルとともに、サービスエースを取る快感を覚えたために陥ったわなでした。
背が高いとは言っても、160センチほどの11歳児が、ガンガンとサービスエースを連発できるわけが無いのですが、Service Aceを「カイカン!」(by薬師丸ひろ子@セーラー服と機関銃)と感じるようになってしまい、一ゲームに何個エースを取れるかだけが興味であり、試合は、なんとなく勝てしまうという状況が10歳の後半戦起きました。このレベルで試合をしているうちは何も問題が無かったわけです。
ところが11歳になった2004年、RankingがやっとSection内で70位くらいでしたので、Championshipに出れることはまれで、Challengerが最高の舞台でしたが、Level 2のChallengerで一勝できれば御の字、Level 3の試合も優勝なんて程遠く、毎回Trophyをもらって帰っていたころが懐かしく、Level 4も5も良く出ていたころでした。どうしてChallengerとかLevel 3で勝てないのか?それを突き詰めていくためにこのScore Sheetを付け始めたのでした。
DFとUn Forced Errors(UFEあるいはUE)はテニスプレイヤーにとって永遠の課題です。あるレベルになるとDFはそれほどでもなくなるのでしょうが、いまだにUFEsはテニプリ小僧の大きな課題です。突然発病すると、制御不能になって、UFEを連発する。そして、まるで自己破壊するかのように自分のゲームを壊していく、UFE病も大変怖いのですが、まずは、DF病の話を続けましょう。
Score Sheetは、最初に相手の名前、Tournamentの名前、そして、Playした日付を上部欄外に入れました。Lineが始まるところから、2行ほどずつに横線を3本引きます。一つ目が1stServeが入った数、2ndが入った数、そして、最後の欄がDFです。正の字を書いて、数を勘定していきます。これをTotalして、サーブの総数、1stの確率、DFの数を計算するわけです。
Memoの残りは、ゲームの流れ、サーブの順番、ひとことNoteを書き込んでいきます。ゲームの流れは、1-0、1-1、2-1、3-1などのようにGame Scoreの変化。サービスの順番は、テニプリのサーブのところに丸Tとか目印をつけます。ここにUFEの数を書き込んでいきます。これともにAceの数も記すように、そして、後からは、Serveの情報の下に、UFE、Forced Errors、Aceの数を書く欄が出来るようになりました。
さて、記録を取り始めて、数ヶ月、ただの一回も、Service Aceの数がDFの数を上回ったことはなく、Aceの数がUFEsの数を上回ったことはなく、UFEsが本当に試合の趨勢を決める要素であること、平均DFが7回以上、最多で15回、相手が強くなればなるほど、DFが増えて、UFEが増えて、結局負けることを、なにも言わずに数字で突きつけたのでした。
「 あ~ 昨年来 今の拓磨 そのものだな~ 」 そう 感じております ・・・
拓磨が小学校の3年生でしょうか 観戦引率できないコーチに報告のため Score Sheet をつけ
レポートを書き提出していました。 最初は規定の Score Sheet を利用していましたが あまり
にも単調なので その後 我流の Score Sheet を作りました (笑)
ただそれを テニプリ父さんのように息子に提示したり 割合 確率を分析していなかったですね。
あくまでも言葉だけですから 思い起こすと説得力に欠けていたかもしれません ・・・
中学になり我流の Score Sheet を記載した各項目ごとに色分けし 「 最初の 3ゲーム目に
なんで こんな流れをしてしまうのか 」 など 話したりしたものです。
拓磨が スッパーン と 決めることのみに 酔いしれていることが よく理解できます。
小学生の頃は そんな子ではなかったのですが ・・・ ネットを取ったり ドロップを決めたり と
その頃 見ている方が 次はどんな展開を作って見せてくれるか ワクワクしたものですね~
現在 Service Aceを「カイカン!」 緩急のリズムも作らぬ プレーをしている気配さえ感じます。
【 突然発病すると、制御不能 】 十分 私も承知していることですから 適切なアドバイスが
できるようにしていきたいと思います。 一行一句 改めて テニプリ父さんに 私の悩みどこを
解していただいたような気がします (笑顔)
総括的な感想になりますが、18歳になると脚力が違いますね。コートカバーリングがほんとにすばらしい。そしてBallコントロールですねあとは。14歳、16歳と比べると、やはり格段に上がっています。フィジカルトレーニングは今学期(9月)から始まったばかりですが、重要性を実感しました。土台がしっかりすることで、軸がぶれずに、コントロールも上がっているように感じました。
あとは、無いものねだりになりますが、軒並み180センチ以上の選手ばかりですので、テニプリ小僧にももう少し身長がほしいなぁ~と改めて思ってしまいました。
総括的な感想になりますが、18歳になると脚力が違いますね。コートカバーリングがほんとにすばらしい。そしてBallコントロールですねあとは。14歳、16歳と比べると、やはり格段に上がっています。フィジカルトレーニングは今学期(9月)から始まったばかりですが、重要性を実感しました。土台がしっかりすることで、軸がぶれずに、コントロールも上がっているように感じました。
あとは、無いものねだりになりますが、軒並み180センチ以上の選手ばかりですので、テニプリ小僧にももう少し身長がほしいなぁ~と改めて思ってしまいました。
セントルイスへの遠征お疲れ様でした。スコアシート・・さてどうしよう。漠然としていましたが、細かく書いて頂き、本当に参考になります。有難うございます!テニス全般はもちろん、試合の運び方など私は何もアドバイスをしてあげられません。テニスに限らず、テストなどでも、終わった事をあまり考えない(良く言えば気にせずくよくよしないなんですが)反省しない?息子なので、後で言ってもぽや~っと忘れてる子犬みたいな彼なので(可愛いという意味ではありません!念の為)、こういったものを提示してあげると、振り返られる材料になりますね。数字を見ることによって負けることが悔しいっていう気持ちももっと大きくならないかなあ~と。まだ、自分は負けてもしょうがないという気持ちが現れている感じがします。(元から負けず嫌いの性格ではないんですよね。関係ありますでしょうか?)
琢磨のパパさま、
決めることに酔いしれている・・・琢磨君もそんなときがあるのですね。男の子だから??やっぱり性格もあるのでしょうか。勝つこと、が最優先の試合のはずなのに、自分の?こだわりのテニスをしたいが為そうなったりとかって・・もう皆さんくらいのレベルになると、逆にそうなったりとか??
うちはカッコよりもとにかくポイントを~TOTの段階なのに・・ふにゃふにゃサーブでいいからセカンドは確実に!と親としては思ってしまうのですが、それはコーチが許してくれないようで。まだまだこれから・・と思いつつ焦ってしまいます。←私だけ